中学生の頃は、漫画家に憧れていた時期がありました。
その頃は、SFが好きでSF漫画のストーリーをよく空想していました。
その頃に売られていた手塚治虫や石森章太郎や赤塚不二夫や藤子不二雄の漫画の入門書などを買って読んでいると漫画のストーリーの作り方が書かれていました。
その時に知ったのが、「起、承、転、結」でした。
この「起、承、転、結」は、漫画だけではなく小説、映画を作る場合でもストーリーを作る基本となります。
起承転結とは、文章や物語を構成する以下の4つの要素のことです。
- 起:物語の始まり。世界観や主題(テーマ)を示す。
- 承:物語の続き。主題を展開し、詳しい状況を示す。
- 転:急展開や逆転が起こる。クライマックス。
- 結:エンディング。全体をまとめる。
このようなストーリーの設計図のようなものを 今ではプロットというようです。
YouTube動画を作っていて最近ストーリー性のある動画を作ってみたいなと思うようになりました。
映画やドラマを作るというのではなくこのブログで書いている「私の母の実家は松丸随一の豪商だった?!」をストーリー性をもたせた動画にしたらどうかなと最近そんな事を思うようになりました。
【▼記事は、下記に続く】
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【▲上記の記事からの続き▼】
それで最近は、プロットに興味を持っています。
なので実際のドラマを逆にプロットに戻したらどんなになるかなと昨日4月5日に放送されたNHKの朝ドラの「虎に翼」をプロットにおとしてみました。
【起】
結婚こそ女の幸せだと考えている寅子の母は、寅子が大学へ進学して法律を学ぶことを反対している。母は、早くお見合いを成功させ結婚させたいと願い「振袖を作るから甘いモノ屋さんで待っていなさい」と寅子に約束をさせる。
【承】
寅子が、母より先に約束の店へ行くと明律大学へ弁当を届けに行ったときに会った裁判官の桂場に偶然会い寅子は、大学女子部に行く事を反対している母をどうしたら説得できるか裁判官の桂場に教えを乞う。
【転】
裁判官の桂場もまた寅子に女が法律を学ぶのは、時期尚早だと言い更に男と同じ土俵に上がる前に「君のように甘やかされて育ったお嬢さんは傷つき泣いて逃げ出すのがおちだ!」と寅子に強く語る。それを聞いていた寅子の母が、憤慨して「女の可能性の芽を摘んできたのは男達でしょう!」と裁判官の桂場に言い放ち寅子を店から連れ出す。
【結】
寅子の母は、スゴイ勢いで呉服屋を通り過ぎて法学専門書店に入って行き寅子に六法全書を買う。
ドラマは、この「起承転結」の繰り返しで「結」では、次回見たくなるような終わらせ方をしています。