元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは、やり直し会見を1月27日に行い、超異例の10時間23分という会見史に残る時間無制限の会見が行われました。参加者は430人、質問者は延べ109人だったということです。
テレビで会見を全部見たわけではありませんが、会見を視聴しているとフジテレビ側は被害女性アナを守るためにという理由を盾に質問をかわしている印象を受けました。
今回の中居正広・フジテレビ問題で、有名芸能人から女子アナが被害を受けた場合、被害者が誰にも被害のことを知られず仕事に復帰したいという選択をした場合は、テレビ局側も加害者芸能人を心ならずも守らなくてはならないジレンマに陥るんだなということがわかりました。
人気タレントの中居正広氏の番組を唐突に止めたら、色々憶測を呼び、中居氏と被害女子アナの間で何かあったことが週刊誌が嗅ぎつけるでしょうからね。
また、女子アナを守るためには、フジテレビ側も中居氏との問題を知る者をできるだけ少人数に留めておかないと秘密が漏れる可能性も広がりますしね。
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そうなると、下で番組制作をしているスタッフはそんなことがわからないから中居氏を番組に起用してしまうということも起きてしまいまうという悪循環。
ということで、被害女子アナを守るということは、加害者の中居正広氏をも守ってしまうという矛盾が生じてしまうという、なんとも皮肉な結果となったようですね。
フジテレビは、中居正広氏に対して23年7月以降に複数回ヒアリングを行い、その過程で中居氏が女性とは異なる認識を持っていることを把握したということです。遠藤副会長は、「ちょっと踏み込んで申し上げれば意思の一致かということ」と説明し、中居氏が女性への行為を同意のものとフジテレビに説明していたのかと確認されると「そういうことです」と明かしました。その後発言を訂正しましたが、「一致か不一致か」の押し問答になっていました。