今回は、エクセルで作った現金出納帳で 勘定科目に科目名をいちいち打ち込むのは、面倒なので コード番号を入力したら科目が、表示するようにカスタマイズする方法をご紹介します。
これをするには、Excelの関数VLOOKUP(ブイ・ルックアップ)関数を使います。
エクセルのワークシートの「2.数式」タブを選んで科目を表示させたい「1.セル」にカーソルを合わせます。
そして左上にある「3.関数の挿入」をクリックします。
関数の挿入のダイアログボックスが、表示されますので 「関数の分類」から「4・検索/行列」を選びその下の枠から「5.VLOOKUP(ブイ・ルックアップ)」関数を選び下の「6.OKボタン」をクリックします。
「OK」ボタンをクリックすると関数の引数ダイアログボックスが、表示されるので「検索値」「範囲」「列番号」「検索方法」へ入力していきます。
「検索値」は、コードの番号を入力するセルへカーソルを合わせると「検索値」に「セルの番号」が入力されます。
「範囲」は、科目の番号と科目の範囲をカーソルでドラッグして指定します。
「列番号」は、科目の「範囲(科目コード番号、科目名)」の中のどの列の文字を表示させるかを指定します。
1列目の「I」の列は、コード番号で2列目の「J」の列が、科目名ですので科目名を表示させるので「2列目」の「2」を入力します。
検索方法は、「FALSE」と入力して「OK」ボタンをクリックします。
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すると科目のセルに「#N/A」が、表示されますので コードを入力するセルに科目に対応したコード(数字を)入力します。
すると「#N/A」が、消えて科目が表示されます。
それが、確認できましたら下記の式をIF式を使って囲みます。
VLOOKUP(B3,I1:J12,2,FALSE)
上記の式を 下記の様にIF式を使って囲みます。
=IF(B3=””,””,VLOOKUP(B3,$I$1:$J$12,2,FALSE))
「I1:J12」は、上の様に「$」を付け絶対参照とします。
IF式を使って囲むとコードを入力していないときは、セルは空白となり「#N/A」は、表示されなくなります。
あとは、関数の入っている「3C」のセルをコピーして下のセルの任意の位置まで貼り付ければ完成です。
そしてコードの列に勘定科目番号を入力すると隣の勘定の列に科目名が表示されます。