今日から平成も終わり新元号の「令和」になりましたね。
昭和生まれの私は、昭和から平成への改元を一度経験していますので 今回で2度目の改元の体験となります。
昭和から平成に替わった時は、平成ってどんな時代になるんだろうかとそんな事を思っていた事を今も覚えています。
平成の始まりを思い返すとそれは、祝賀ムードとは程遠い状況でした。
それは、昭和天皇の崩御を伴う改元でしたので日本全体が自粛ムードだったためです。
昭和64年1月7日、6時33分に昭和天皇が崩御されテレビ局は7時55分より特別番組体制になりました。
そして 14時36分に小渕官房長官が、「新元号は平成」と発表して新しい元号が国民に知らされました。
この時は、昭和天皇の崩御によって改元されたために今回の新元号「令和」の発表の時のような明るい気分ではなく暗く沈んだ新元号の発表でした。
平成の改元では、夜は街からネオンが消えて日本全体が自粛ムードでした。
テレビ番組も通常放送( 歌番組、ドラマ、クイズ番組 )がなくなり、日本のテレビから一切のCMがなくなり昭和64年が終わり、平成が始まる2日間このような状況が続きました。
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この時テレビから通常番組が無くなくなったことでレンタルビデオ店へビデオを借りに行く人が増えレンタルビデオ店が大繁盛でした。
昭和から平成へと移り変わった時は、昭和天皇が崩御されてから直ぐに新天皇が即位され元号が新元号に改元されたためおめでたいき気分にはなれませんでしたね。
それを思うと今回のように崩御を伴わない天皇陛下の生前退位(譲位)での代替わりの方が良いなと思いました。
今回平成の天皇陛下の生前退位(譲位)は、昭和天皇の崩御の時ような社会生活の停滞を招かないようにというお考えもあったのかもしれませんね。
余談ですが、昭和天皇から平成の天皇陛下に代替わりされても 昭和生まれの私は、やはり最初は天皇陛下と聞くと真っ先に昭和天皇のお姿が思い浮かんでいましたが、いつしか平成の天皇陛下のお姿が思い浮かぶようになっていました。
さて令和は、どういう時代になるでしょうね。