第二次世界大戦中に、アメリカ空軍のヘンリー・アーノルド将軍がドイツのUボート基地や他の強固に防備されたドイツ軍拠点を攻撃するために旧型のB17とB24爆撃機を遠隔操作用に改造し、爆薬を搭載する無人爆撃機を実践投入したそうです。
その成果は注目されるものではありませんでしたが、アーノルド将軍は「将来の戦争は無人機によって行われるだろう」と1945年に書いていたようです。
そして約70年たった今日、彼の予言が次第に現実化しています。
今回サウジアラビアの石油施設がイランが支援していると見られるフーシ派から9月14日ドローン(無人機)による攻撃をされ 炎上し、日量570万バレルの生産が停止しました。
アメリカは今回の攻撃はイランだと主張しているが、イランは一切の関与を否定しています。
この サウジアラビアの石油施設 を攻撃したドローンを世界では、「kamikaze drone(神風ドローン)」と言っているそうです。
「神風特攻隊」にその名前が由来しているように、標的にドローンが突っ込んでいき標的を爆破して破壊します。
第二次世界大戦で日本もパイロットを犠牲にせず無人機による特攻という発想ができれば良かったのですけどね。
現在のドローンは、小型のためレーダーに捉え難いという事でステルス機の役目も果たせるようです。
スポンサーリンク
【▲上記の記事からの続き▼】
従来のドローンは、人間が操作をしていましたが、現在は、標的地をプログラムしておけば精確に標的を攻撃をすることができとても効率的な兵器なんだそうです。
そしてテレビで サウジアラビアの石油施設 の攻撃に使われたドローンの価格が紹介されていましたが、価格を聞いてビックリしました。
なんと推定160万円で作れてるそうです。
マジですか!
今後は、 ドローン が戦争で使われるようになってきたら戦争の形を大きく変えるようです。
ドローンであれば敵地を偵察や或いは、攻撃に行って撃墜されたとしてもパイロンとが死ぬリスクがありませんから それを考えると戦争が起きやすくなるのではないかという心配もあります。
またドローンが、テロに利用されたらと思うと怖いモノがあります。
そういう事も踏まえて日本の防衛もドローンによる攻撃も想定に入れて置かないといけませね!