空気感染と飛沫感染の違いって?

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今回世界を震撼させている新型コロナウイルスですが、飛沫感染が感染経路のひとつと言われています。

日本では、新型コロナウイルスの感染者について 感染経路が不明な場合もあるというニュースを聞く事があります。

そんなニュースを聞くと 空気感染もするのだろうか?

と思ったりもします。

そもそもウイルスってどんなものなのか?

ウイルスはタンパク質と核酸の塊で、生き物ではなく体内に入ったときだけ、体の中にある細胞と反応を起こして増殖していきます。

新型コロナウイルスは、現在発表されているデータでは、常温で72時間後までに立体構造が崩れて病原性を失うという事です。

米疾病対策センター(CDC)とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)およびプリンストン大学(Princeton University)の研究チームの発表によると新型コロナウイルスの詳細な生存期間は、下記のような結果となっているようです。

  • 空気中 3時間
  • 銅の表面4時間
  • ボール紙の表面 24時間
  • プラスチックの表面 2〜3日
  • ステンレスの表面 2〜3日

それでは、ウイルスの感染が起きる飛沫感染と空気感染ってどんな違いがあるのでしょうか?

空気感染する感染症には、以下のようなものがあります。

・はしか
・水ぼうそう
・結核

飛沫感染する感染症は、以下のようなものがあります。

・インフルエンザ
・風疹
・おたふくかぜ
・百日咳
・マイコプラズマ
・風邪(ライノウイルス、アデノウイルスなど)
・RSウイルス

【▼記事は、下記に続く】

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【▲上記の記事からの続き▼】

空気感染と飛沫感染はどちらも感染症患者の咳やくしゃみの「しぶき(飛沫)」に含まれる病原体によって引き起こされます。

空気感染は、しぶきの水分が蒸発して空気中を漂っている病原体を吸い込むことにより感染します。

一方、飛沫感染はしぶきそのものが口や鼻の中に入り込んでしまうことで感染します。

どちらも同じような気がしますが、空気感染の場合はわずか5μm以下の非常に小さな病原体が、空気中を漂うため近くにいない人でも感染してしまうことがあります。

対して飛沫感染は、咳やくしゃみなどをしたときに少なくとも半径2m以内にいる人にのみ感染を拡げる可能性があります。

不特定多数の人に感染させてしまうリスクは空気感染の方がはるかに高いということになります。

ということで この新型コロナウイルスが、飛沫感染だけで 空気感染をしないのであれば防ぎようはあると思います。

空気感染の場合は、手洗いをしても予防はできませんが、飛沫感染の場合ならくしゃみで飛んだ飛沫に含まれているウイルスが付着したモノを触って病原体を体内に取り込んでしまうことを防ぐには、手洗いは効果的だと思います。

また空気感染の場合は、病原体の大きさは5μm以下という事で この大きさは通常の市販のマスクの繊維を通り抜けてしまいますが、飛沫感染の原因となるしぶきは大きいため、マスクの繊維を通過することはないとされていますのでマスクを着用することで感染を防ぐことができるという事です。

自分が、無症状病原体保持者(症状はないがPCR検査が陽性だった者)の場合も考慮して相手を感染させないためにも人の多い密集した場所に行く場合はマスクの着用は必要です。

自分で自分の身を守るには、できるだけ人の多い密集した場所にはいかず そういう場所に行く場合は、かならずマスクをして自宅に帰ったら必ず手洗いをすることで自己防衛をするしかないですね。

 

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