自分が保有しているビットコインを第三者に貸し出して賃借料(利息)を稼ぐことができる投資方法もあるということです。
トレードに自信がない人でも確実にコツコツとビットコインの保有量を増やすことができるということで投資家の間で人気が高まっているということです。
国内でこの「貸暗号資産」サービスを提供している代表的な暗号資産取引所は、Coincheck、GMOコイン、bitbankがあるということです。
貸暗号資産とは、自分が保有しているビットコインを暗号資産取引所に貸し出し、期間と貸付数量に応じた利息分をビットコインで取得できるサービスです。
長期的な値上がりを期待して仮想通貨を保有し続けるつもりの投資家にとって、着実に暗号資産を増やせる運用方法ということです。
これなら仮想通貨を売らずに貸して利息を貰えるということですから貸している間にビットコインが値上がりすればビットコインの値上がり分と利息分が、同時に儲かるということですね。
そしたら貸し出した場合どのくらいの利率になるのかですが、銀行金利よりも高い利率だということです。
貸暗号資産の年率はおよそ1~5%に設定されているということです。
ということは、一般的な銀行の普通預金の年率が0.01%〜0.2%であることを踏まえると、貸暗号資産の利率は十分に銀行金利よりも有益と言えますね。
貸出間ごとに年率が異なり、期間が長いほど高い年率を得られる仕組みが主流になっています。
Coincheckの「貸仮想通貨サービス」は、14日間 年率1%、30日間 年率2%、90日間 年率3%、180日間 年率4%、365日間 年率5%の5種類から貸出期間を選択し、数量に応じて最大年率5%分の仮想通貨を獲得できます。
最低10万円(相当)から利用でき、貸出上限は設定されていません。
メリットとしては、先ほど紹介した銀行金利よりも高いという事と暗号資産取引所を仲介しているので、貸付相手に持ち逃げされる心配がありません。
ただデメリットは、貸出期間中の価格変動のリスクはありますね。
暴落してもビットコインを売却する事ができません。
あと貸し出し中に取引所が、破綻した場合暗号資産が返還されないリスクがあります。
「貸仮想通貨サービス」は預金保険の対象外となっていますのですべての保有通貨を貸出することはせず、リスク分散を考慮したた貸し出しをしなくてはいけませんね。
ビットコインを長期保有するのであればリスクを分かった上で このようなサービスを利用することでビットコインを増やす事もできるようです。
あとハードルは高くなりますが上記で説明した取引所を返さずにDeFiアプリケーションを使うとスマートコントラクトを使うことで、レンディング(貸付)を管理する仲介業者を排除したプラットフォームでユーザー同士が暗号資産を取引でき貸し借りができるようです。