【注意喚起】LINEで回ってきた「当たり屋リスト」はデマ?30年前から続く情報の真相

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LINEやSNSで拡散されている「当たり屋グループが山口・関西から来ている」という画像情報の真偽を解説。2桁のナンバープレートの謎や、数十年前から存在するチェーンメールの背景、実際に事故に遭った際の正しい対処法まで、専門家視点で分かりやすくまとめました。

【注意喚起】LINEで回ってきた「当たり屋リスト」はデマ?30年前から続く情報の真相


はじめに

「当たり屋グループが来ているので注意してください!」

LINEグループや親戚から、こんな画像が送られてきたことはありませんか?

具体的なナンバープレートのリストまで載っていると、「本当かも?」と不安になって、大切な人に教えてあげたくなりますよね。でも、ちょっと待ってください。

実はその情報、**数十年前から姿を変えずに回り続けている「超有名なデマ(チェーンメール)」**なんです。

今回は、なぜこの情報がデマだと言い切れるのか、そしてなぜ善意の情報が拡散され続けてしまうのか、その裏側を紐解いていきます。


なぜデマだと言い切れるのか?3つの決定的な理由

お手元の画像やメッセージをよく見てみると、おかしな点がいくつか浮かび上がってきます。

① ナンバープレートの形式が「昭和・平成初期」

リストにあるナンバーを見てみてください。「山口 33」「大阪 38」のように、地名の横の数字(分類番号)が2桁になっていますよね。

実は、日本のナンバープレートは1998年(平成10年)頃から3桁化されています。2桁ナンバーの車がこれほど大量に現役で、しかもグループで動いているというのは、今の令和の時代(2026年現在)ではまず考えられません。

② ネット以前の「FAX時代」から存在する

この文章、実はインターネットが普及する前の1980年代後半から、FAXやチラシで出回っていたものと全く同じ内容なんです。

登場する車種(ブルーバードなど)も今では珍しい旧車ばかり。情報のアップデートがないまま、文面だけがデジタル化されて生き残ってしまった「ネットの化石」のような情報です。

③ 警察が「特定のナンバー」をビラで配ることはない

「警察からの情報」と書かれていることもありますが、警察が特定の車両ナンバーをこれほど大量にリスト化し、一般向けに拡散を依頼することはありません。全国の警察本部も、公式に「これはデマである」と注意喚起を出しています。


なぜ「善意のデマ」は止まらないのか?

この情報が厄介なのは、広めている人の多くが「みんなに被害に遭ってほしくない」という純粋な善意で送っている点です。

【▼記事は、下記に続く】

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【▲上記の記事からの続き▼】

  • 「緊急告知」という強い言葉

  • 具体的なナンバーリストというリアリティ

  • 「大切な人に知らせて」という心理的ハードル

これらが組み合わさることで、人は内容の真偽を確かめる前に「とりあえず送っておこう」という心理に陥ってしまいます。しかし、不確かな情報の拡散は、受け取った人を余計に不安にさせ、時には無関係なナンバーの持ち主への風評被害を生むリスクもあります。


もし本当に事故に遭ったら?「リスト」より大切なこと

情報のリストはデマですが、そこに書かれている**「事故への対処法」の一部は正しい**です。万が一、不審な事故(当たり屋の疑いがあるもの)に遭遇した際は、以下のステップを徹底してください。

  1. その場で示談しない:相手がどれだけ急かしても、お金の話に応じないでください。

  2. 必ず110番通報する:警察を通すことが最大の防御です。

  3. ドライブレコーダーを保存する:今の時代、リストよりも「映像」が何よりの証拠になります。

  4. 相手を記録する:スマホで現場や相手の車、免許証などを(無理のない範囲で)撮影しておきましょう。


おわりに:情報の「賞味期限」をチェックしよう

「親切心で教えてくれた人に『デマだよ』とは言いづらい……」

そんな時は、この記事をそっと共有したり、「これ、かなり古い情報の可能性があるみたいだよ」と優しく伝えてあげてください。

今の時代、情報を守ることは自分や大切な人を守ることにつながります。

次に「拡散希望」の文字を見た時は、一度深呼吸して、情報の「賞味期限」をチェックしてみませんか?

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