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昨日の続きになりますが、「同期の桜」でもう一つの歌われない歌詞があります。
私が、知ってる「同期の桜」の歌詞は、5番まであります。
美空ひばりが、歌わなかった歌詞は、下記の歌詞5番でしたが、
貴様と俺とは同期の桜 離れ離れに散ろうとも 花の都の靖国神社 春の梢に咲いて会おう |
「同期の桜」には、他にも歌われない歌詞があります。
それが、下記の歌詞4番です。ちなみに美空ひばりは、この歌詞は、唄っています。
貴様と俺とは 同期の桜 同じ航空隊の 庭に咲く あれほど誓った その日も待たず なぜに死んだか 散ったのか |
そこで 「同期の桜」では、どうして歌われたり歌われなかったりする歌詞があるのかを 調べてみました。
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すると「同期の桜」の原曲は「戦友の唄(二輪の桜)」という曲で、昭和13年(1938年)1月号の「少女倶楽部」に発表された西條の歌詞が元になっているという事です。
直接の作詞は、後に回天の第1期搭乗員となる帖佐裕海軍大尉が、海軍兵学校在学中に江田島の「金本クラブ」というクラブにあったレコードを基に替え歌にしたとも、同じく潜水艦乗員であった槇(旧姓岡村)幸兵曹長とも言われているそうです。
1984年(昭和59年)5月5日、当時呉軍楽隊に勤務していた谷村政次郎(後に海上自衛隊東京軍楽隊長)が金本クラブを訪れ、割れてはいたが「戦友の唄」のレコードが見つかり(現在は江田島市ふるさと交流館1階に展示)、帖佐の証言が正しいことが証明されたということです。
ただし、5番まである歌詞のうち、3番と4番は帖佐も作詞していないと証言しているそうで人の手を経るうちにさらに歌詞が追加されていき、一般に知られているもののほかにも様々なバリエーションが存在することから、真の作詞者は特定できない状態にあるとウィキペディアではそのような説明がされていました。