二日間に渡って 六曜の中の「仏滅」と「友引」についての記事を書いてみました。
今日は、暦と六曜の関係について調べてみました。
すると 六曜は、旧暦を使って計算して求めるんだそうです。
その六曜の計算方法を紹介します。
計算方法は、至って単純です。
旧暦の月 と 旧暦の日付を足して その出た答えを6で割り余りの数でそれぞれの「大安」「赤口」「先勝」「友引」「先負」「仏滅」に当てはめて行くだけです。
旧暦は、月の満ち欠けの周期が基準となっている暦です。新月の時が常に一日となり月の満ち欠けのサイクルは約29.5日のため、そのズレを調整するために、二十九日で終わる小の月と、三十日で終わる大の月を組み合わせて一年としています(旧暦には三十一日はありません)。
六曜の計算式
(旧暦の月 + 旧暦の日付)÷ 6 = 商・・・余り
余り0 …… 大安
余り1 …… 赤口
余り2 …… 先勝
余り3 …… 友引
余り4 …… 先負
余り5 …… 仏滅
【例】
旧暦 1月1日は、(1+1)÷6=0・・・2 余りが 「2」ですから「先勝」となります。
旧暦 1月2日は、(1+2)÷6=0・・・3 余りが「3」ですから「友引」となります。
旧暦 1月3日は、(1+3)÷6=0・・・4 余りが「4」ですから「先負」となります。
旧暦 1月4日は、(1+4)÷6=0・・・5 余りが「5」ですから「仏滅」となります。
旧暦 1月5日は、(1+5)÷6=1・・・0 余りが「0」ですから「大安」となります。
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【▲上記の記事からの続き▼】
旧暦 1月6日は、(1+6)÷6=1・・・1 余りが「1」ですから「 赤口」となります。
こんな感じで余った数に「大安」「赤口」「先勝」「友引」「先負」「仏滅」を 当てはめているだけです。
と言う事で六曜には、べつに科学的根拠はありません。
ただ六曜は、迷信ではありますが、特定の業者さんにとっては助かっている場合もあります。
葬儀屋さんや火葬場は、友引が定休日となるのは、友引と言う迷信があるためです。
人の死というのは、いつ起こるかわかりませんから普通に葬儀をするとなると葬儀屋さんは、年中無休でしなくてはなりません。
しかし友引という迷信を信じる人がいる事でちゃんと葬儀屋さんやそれに関連する業者さんも休みが取れて家族サービスができるという事は、友引という迷信は、葬儀屋関連業者さんにはラッキーな日となりますよね(^^)
今までの風習があるから葬儀関連業者さんも迷信的な事情の方が休みやすいし 葬儀屋さんを利用したいお客さんも「友引ならしかたになぁ!」と納得しやすいでしょうね。
もしかして これって昔の葬儀屋さんの知恵で「共引」を「友引」として「勝負が引き分けになる日」と言う意味から「友達も一緒にあの世に連れて行く」と解釈させるようにしていたりしていて?
昔江戸時代の蘭学者の「平賀源内」は、知人の鰻屋のために「本日、土用の丑の日」と書いて店頭に張り紙をし、土用の丑にウナギを食べる習慣をつけ大繁盛させたという話もあるくらいですからね。(^^)