今日の日本の迷信は、「三人で写真を撮ると真ん中に写った人は早死にする」です。
これも 親が言ってました。
写真館では、三人で撮る時などは、「人形」とか「ぬいぐるみ」を一緒にして四人にして そういう工夫をして撮影したりしていました。
写真館も迷信を信じる人の為にそういう配慮をしていたんですね。
「三人で写真を撮ると真ん中に写った人は早死にする」理由ってどういう事からそのように言われるようになったんでしょうね?
その前に「写真を撮られると魂を抜かれる」という事も言われていたようです。
それとこれと何か繋がりがあるんでしょうかね?
日本に写真が伝わって来たのは、幕末頃だからそれらの迷信は、それ以降に出来たんだと思います。
なぜ魂を抜かれるという事になったんでしょうね?
昔の写真って今の様にシャッターを 押したら直ぐ撮れるというモノではなく じっと身動きせずに同じ姿勢を保って2分間微動だにせず写真機の前でポーズを取って居なくてはならなかった様です。
2分間って短い様で じっとしていると長く感じますよね!
なので 撮影が終わるとけっこう撮られた人は、疲れて魂を抜かれた様な気分になったのではないでしょうか?
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【▲上記の記事からの続き▼】
それでそのような表現をするようになったのではないでしょうかね?
今NHKの大河ドラマの西郷隆盛も 写真嫌いだったとか。
そのため現在に残ってる西郷隆盛の写真は無く肖像画や銅像の顔は、従兄弟をモデルにして作ったそうなので実物とは違うという事です。
有名な話では、西郷隆盛の銅像の除幕式で 西郷隆盛の奥さんが言われた言葉が、銅像を見て「うちの人とは違う」と言ったそうです。
それでは、「三人で写真を撮ると真ん中に写った人は早死にする」という理由について考えられる事は、例えば三人で撮影する場合には真ん中に入る人は、年長者かその中で一番偉い人になると思うんですよね。
だから必然的に真ん中の人が、一番早く亡くなる可能性が高くなりますから結果的に真ん中で写った人が亡くなった後で生き残った両側の人達が「やっぱり真ん中は・・・」という事になったのではないでしょうか。
「三人で写真を撮ると真ん中に写った人は早死にする」となるとオリンピックで金メダルを取った選手は、早死にしてしまいますね(^^;)
金メダル選手は、銀メダル選手と銅メダル選手に挟まれた真ん中で 写真を撮られる事もありますからね。
今日は、「三人で写真を撮ると真ん中に写った人は早死にする」についてのお話でした。