「敢行」の意味は、危惧・懸念を押し切って実行すること。 思い切って行うこと。
の意味があります。
私には、娘が生まれた時から思い続けていた事がありました。
娘が、結婚するときにはその場で 何か楽器を弾いて歌を送りたいという夢です。
ただその夢を実現するには、心配事があります。
歌もギターも上手いというわけでもなく 普段ライブ会場でライブをしているわけでもなく高校生時代に高校の文化祭で1度だけ友達3人でにわかバンドを組んでライブをした経験がある程度です。
そんな経験しかない私が、披露宴でお客様が100人以上おられる会場で更に緊張する中での弾き語りが、ちゃんとできるのかという心配です。
高校生の文化祭の時は、今思い返すと 3人でやったせいかそんなに緊張したなぁという記憶があまり残ってなく 一応そつなくこなすことができたという想い出があります。
まあ、そういう心配はありますが、披露宴で長女の為にも (いや、長女が望んでいるわけではありませんが(^^;) )やってみようという気持ちになりました。この時点では、まだ決定ではありませんが。
昔、送りたいと思っていた曲は長渕剛の「乾杯」でした。
しかし時が経ち長女の結婚の日が決まり昔送りたいと思っていた曲も長渕剛の「乾杯」から中島みゆきの「糸」にかわりました。
中島みゆきの「糸」は、けっこう古い曲で1992年の曲だという事です。
1992年といえば、平成4年で長女が生まれた年です。
中島みゆきの「糸」を 私が知ったのは、つい2〜3年前で 妹がカラオケで「糸」を歌っていて良い曲だなと思ったのが、私と「糸」との出逢いでした。
「糸」の弾き語りに使う楽器は、ピアノにしようかギターにしようか迷いました。
ホントは、ピアノで弾き語りをしたいという思いはあるのですが、私に取っては、ピアノよりかはギターの方が演奏のハードルは下がりますので悩むところです。
長渕剛の「乾杯」なら昔弾いていた事があるのでピアノ伴奏は、少し練習すれば弾けますが、中島みゆきの「糸」は今までに弾いた事も歌ったこともありませんから0かの練習となります。
やはり「糸」を弾き語りするなら 自分的には「ピアノ」の方が合うのではと思いピアノでの弾き語りに挑戦してみよと試みることにしました。
そこでどんな伴奏にするかを YouTubeでいろんな「糸」の伴奏を探して聞いてみました。
そして良いなと思うモノを見つけその楽譜もネットからダウンロードして練習する事にしました。
ギターであれば1ヶ月〜2ヵ月もあれば弾き語りする自信はありましたが、ピアノだと自信を持って弾ける様になるには、その3倍の月日が必要です。
そこで今年1月からピアノの伴奏の練習を始めました。
私が、選んだ「糸」の伴奏の楽譜は、コードが書かれて無くて音符のみです。
楽譜を見た時は、簡単そうに見えたのですが、実際に弾いてみるとなかなか練習が前に向いて進めません。
6月にようやく暗譜もできて本格的に歌も入れて弾き語りするのですが、なぜか感情が入らずピアノの伴奏に歌が上手く乗ってくれません。
良い歌なのですが、なんで感情が入らないのか?
今までは、歌いたい曲をただ自分の為に歌って楽しんでいたから 人に聞かせるために弾き語りをしたことがなかったせいかもしれません。
娘の結婚披露宴へ向けてのピアノ弾き語り練習風景 糸(中島みゆき) カバー
そして8月には、結婚式で招待客にお出しする料理の試食会があり 実際に結婚式の披露宴会場へ行ってきました。
そこで 会場を見渡すと会場のどこにもピアノが見当たりません。
ここの会場は、ピアノは置いて無いのか?
その場では、担当者の方には、質問はせずに後日帰ってから電話で問い合わせてみました。
すると驚愕の回答が、返ってきました。
ピアノは、披露宴会場には準備されていないので お客様ご自身で ピアノのレンタル業者に注文して頂く形になりますということでした。
そしてその料金を聞くとなんと 8万円〜10万円かかるというものでした。
そりゃそうだろうなぁ!あんな大きなモノを運ぶんだから!
もうその金額を 聞いてピアノは即却下です(^^;)
その瞬間ギターでの弾き語りに決めました。
そこで披露宴会場には、マイクスタンドとマイクは、2つ用意できるのかという事と 譜面台はあるのかをお聞きしてみますと マイクスタンドとマイクは、2つずつあるが、譜面台は無いということでした。
これらは、無料で準備できるということでした。
まだこの時点では、披露宴の余興で弾き語りをする事は申し込みはしませんでした。
今までピアノでの弾き語りを練習していましたので ギターの弾き語りは、練習していませんでした。
結婚式までは、あと残り約1ヶ月半です。
そこで どんなギター伴奏で弾こうかとまたYouTubeで いろんな人が弾いている「糸」の弾き語りを 参考にする事にしました。
その中で 吉田拓矢さんが弾いている「糸」の伴奏とイントロ・間奏が短くエンディングは無しという構成が良いなと思い吉田さんが弾かれてる「糸」を参考にする事にしました。
吉田拓矢さんは、カポ無しのGで弾かれているのですが、私は6カポのGで弾く方が、自分のキーに合っているのでこの6カポのGのキーで歌うことにしました。
そして高橋進さんが、YouTubeにアップされてる「花嫁の父が歌う(糸)」の中で歌の中に新郎新婦の名前を入れられて歌っているのを聞いてこのアイデアも取り入れる事にしました。
前回結婚式場に電話をして 2〜3日経ってから正式に披露宴の余興でギターの弾き語りをする事を申込みをしました。
すると式場のスタッフの方が、これはサプライズという形にされますかという事を 聞かれたので「サプライズかぁ。それも良いなぁ」と思いサプライズという形にしました。
一度会場の方で 音合わせをされますかというので 一度会場でどんな音で聞こえるのか体験しておく方が良いと思い会場で音合わせをさせて頂く事にしました。
(※もし披露宴で演奏される場合は、可能であれば一度その会場で音合わせされておく方が良いですよ。)
そしてその披露宴会場での音合わせの時に想定外の事が私の身に起きて自信喪失してしまいます。
「長女の結婚披露宴でサプライズ弾き語りを敢行!その1」への4件のフィードバック