今NHKで放送されている朝ドラの「まんぷく」毎朝欠かさず観ています。
この「まんぷく」は、インスタントラーメン「チキンラーメン」、カップ麺「カップヌードル」の開発者として知られる日清食品(株)創業者の安藤百福氏をモデルにしたドラマで その妻・仁子をモデルとするヒロインと実業家の夫・萬平(安藤百福)の夫婦の成功物語です。
「まんぷく」が、放送される以前から日清食品(株)創業者の安藤百福氏の事は、インスタントラーメンの開発者という事はテレビなどを見て知っていました。
それまでは、安藤百福氏を日本人だと思っていましたが、今回ネットの記事を見て日本統治時代に台湾人の両親の元に生まれた台湾出身者である事を知りました。
そこでウィキペディアでも確認してみるとやはり台湾出身であると記載されていました。
そして1966年(昭和41年)に日本国籍を再取得したという事です。
台湾出身だからどうだという事ではなく今まで日本人だと思っていたので「そうだったんだ!」と思っただけです。
朝ドラの「まんぷく」の中でのエピソードなどもウィキペディアを読むと実際に安藤百福氏が、体験された事をドラマ化しているんですね。
ドラマの中で 太平洋戦争開戦後、軍需工場の経営に携わりそのために憲兵の拷問を受けることになったシーンがありましたが、安藤は、国から支給された資材の横流しに気付き憲兵隊に訴えましたが、却って自身が横流しした疑いをかけられ、棍棒で殴られ正座した足の間に竹の棒を挟まれる、といった拷問を受けたという事です。
憲兵隊の中に横流しをしたと思しき者の親戚がいたことが後に判明したと自著の中で書いています。自白を強要されたが調書への署名を拒否し、拷問はエスカレートしていったという事です。まさにドラマでのエピソードと一緒ですね。
安藤は留置場で知り合った人物を通じて知人の元陸軍将校に助けを求め、解放されたが留置生活の影響から深刻な内臓疾患を抱えることになり、後に2度の開腹手術を受けたとウィキペディアで紹介されていました。
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【▲上記の記事からの続き▼】
朝ドラの「まんぷく」では、萬平(安藤百福)は、台湾出身であるという設定にはなっていないようですね。
もし日本が、台湾を統治していなかったら安藤百福氏の運命は、今とは、違うものだったんだろうかなぁ?なんて思ってみました。
安藤百福氏は、能力のある人ですから台湾で台湾人として やはりインスタントラーメンを開発していたんでしょうかね?
そんな事を思うとあの人達の運命も違っていたのだろうかなどと思ってみました。
ロッテの会長重光 武雄氏は、日本統治時代の朝鮮出身の在日韓国人一世ですしまた力道山も 日本統治時代の朝鮮人の両親のもとに生まれて日本でプロレスラーとして大活躍しました。
他には、極真会館の大山 倍達も 日本統治下の朝鮮半島で生まれ朝鮮半島出身の武道家(極真空手)の創始者です。
この人達も もし日本が朝鮮を統治していなかったら違った道を歩んだんでしょうかね?
いずれも能力のある人ばかりですから違う道に進んでも名を残す人となっていたのかもしれませんね。
そんな事を思う今日この頃です。