今、交通事故があった場合EDR搭載車であれば警察は、EDRを調べるようです。
EDRとは、イベント・データ・レコーダーの略で飛行機でいうブラックボックス内のフライトレコーダーの役割を果たす装置です。
これを調べる事で 事故発生時の車速、エンジン(モーター)回転数、アクセル・ブレーキの踏み具合、ABSやESPの作動状況、シートベルトの着用の有無、ハンドルの角度を自動的に記録されているのでこれらの状況がわかるという事です。
実際には、事故車にあるEDRを取り外し、パソコン 「EDR のデータ読取装置のクラッシュデータ・リトリーバル(CDR)」 につないだだけでデータがパソコンに取り込めるので即座に記録情報がわかるんだそうです。
事故車からEDRを取り外すのに15分程度で取り外せEDRをその場でパソコンにつないでデータを取り込むのに15分ほどかかり合計30分もあれば、データの内容は把握できるという事です。
日本初の民間の第三者交通事故調査機関『日本交通事故鑑定人協会』がいうには、もし EDR の解析に1週間以上も、果ては数週間も待たされるということは、メーカー側や警察に都合の良いような『データの改ざん』がされているということを、疑わざるを得ません。ということが述べられています。
そうですね。もし車に不具合があっての事故であればメーカーとしては、それを隠したくなりますからね。
だから事故が起きた場合EDRの解析は、民間の第三者機関がする方が良いかもしれませんね。
EDRの解析は、 専門的に、公平的に、監視された状態で、解析作業が行われるのが、最も正しい解析方法だと思います。
日本国内でも自動車メーカーは、製造時にEDRを搭載させる車種も増えているという事です。
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【▲上記の記事からの続き▼】
EDR (イベント・データ・レコーダー)は、全車種に付けて欲しいですね。ついでにドライブレコーダーも標準装備なら尚良いですね。
ちなみにアメリカでは2012年の9月から法規化されてますので、現在アメリカで発売されている車両については、全てEDRが搭載されているということになります。
今回、池袋暴走死亡事故を起こしたプリウスにも このEDRが搭載されていたようですね。
このEDR(イベント・データ・レコーダー)+ドライブレコーダーが車に搭載されていれば事故を起こした時に警察が押収するでしょうから「逮捕される2つの要因」の「逃亡のおそれ」と「証拠隠滅のおそれ」の 「証拠隠滅のおそれ」 については、無くなりますね。
これから EDR(イベント・データ・レコーダー)+ドライブレコーダーが車に搭載された車の事故 の場合は、裁判所は逃走のおそれがなければ 「証拠隠滅のおそれがない」ということで 警察・検察からの逮捕や拘留の請求を却下する事例が増えてくるかもしれませんね!