1973年に「かぐや姫」で『神田川』が160万枚の大ヒットしたことでNHKの紅白歌合戦に出場が確実視されましたが、歌詞の中の「クレパス」が商品名であるため、NHKが「クレヨン」への変更を要請したということです。
なぜこういう事をNHKが、言ってきたかというとNHKの規約に
営業広告または売名的宣伝を目的とする放送は、いっさい行わない。
こういう項目が、あったことでNHKは、商品名である「クレパス」を「クレヨン」に替えて歌うように打診してきたのですね。
それを受けて南こうせつは、紅白歌合戦の出場出場を辞退したということです。
こういうことが、あったんですね。
全然知りませんでした。
山口百恵が、NHKの歌番組で 「プレーバックパート2」の中で歌われている「真赤なポルシェ」を「真赤な車」として歌ったという事は有名です。
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【▲上記の記事からの続き▼】
ということで今回シンガーソングライターの瑛人が、大晦日に行われる『第71回NHK紅白歌合戦』に出場することが決定したために「大ヒット曲『香水』のサビはNHKで歌えるのか?」ということが話題となっていました。
香水の曲で歌われている「ドルチェ&ガッバーナ」と高らかに歌い上げるサビが同楽曲の最大のポイントでしたが、公共放送であるNHKの規則では、特定の商品名やメーカーを出すことがNGのため「『香水』はNHKでは歌えないのではないか」と心配されていましたが紅白で『香水』が元の歌詞のまま歌えるということで、安堵するファンも多かったようです。
では、なぜ歌えるようになったのかというとNHKの規定に
放送中に、特定の団体名または個人名あるいは職業、商号および商品名が含まれる場合は、それが、その放送の本質的要素であるかどうか、または演出上やむをえないものかどうかを公正に判断して、その取り扱いを決定する。
とあるので公正に判断した結果OKとなったんですね。