こんにちは、セイコウです。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
今日は、自治会の会計監査の手順についてご紹介します。
以前ブログにも書きましたが、私は自治会の会計を7年間やりその後、理容の支部組合の会計を12年務め今年やっと卒業させて頂きました。
そして自治会の会計役を退いたときに 監査役をやってほしいという事で、今は自治会の監事となっています。
私の場合、商業学校を卒業しているわけでも簿記の学校を卒業しているわけでもありませんので簿記何級という認定も持っていません。
簿記は、高校生の時に授業で少し習った程度です。
という事で 私は、会計にしても監査にしても素人です。
その素人なりに自治会や組合で会計を務めて来た経験から会計監査についての手順をご紹介させて頂きます。
監査を行う場合は、監事2人と自治会長と会計が立ち合います。
監査に必要な諸帳簿について
監査を受けるのに必要な諸帳簿ですが、「予算書」「決算報告書」「帳簿」「預金通帳」「領収書」「現金」残高がある場合は、現金も用意します。
そして私の場合は、がつながった表を会計さんにお渡ししてそれに金額を入れて提出して頂いています。あと前年度の決算資料も用意しておくと支出の監査をするときに便利です。
監査をする手順
決算書報告書については、自治会によって様式はいろいろだと思ます。
収入、支出、次年度繰越金、だけで表された会計報告形式で貸借対照表を付けられていない場合もあると思います。
貸借対照表が無い場合には、現金残高や預金残高の金額が書かれていませんので現金や預金の金額が決算書報告書からは、わかりません。
その場合は、まず現金出納帳の前期繰越金額と預金の前年度の年度末残高を確認して現金残高と預金残高を足して繰越金額が合っているかを確認します。
年度末に現金の残高を預金に入金して現金が、0円の場合は預金通帳だけで確認ができます。
次に現金残高がある場合は、本年度末の現金の残高が帳簿と合っているかを 現金出納帳と実際の現金を数えて確認します。
現金を数える場合は、金種の枚数を数えて金額を確認する方が、数え間違いが防げます。
そして預金通帳の本年度残高を確認して現金残高と預金残高を足して次年度繰越金と合っているかを確認します。
本年度現金残高+本年度預金残高=次年度繰越金
次に本年度末の現金残高と預金残高を足した金額と前期繰越金額とを比べて本年度残高が、多ければ剰余金(黒字)となり少なければ欠損金(赤字)となります。
スポンサーリンク
【▲上記の記事からの続き▼】
(本年度現金残高+本年度預金残高)ー 前期繰越金額
= 「+なら剰余金」 で
= 「ーなら欠損金」です。
次にこの欠損金・剰余金の金額が、自治会の「収入」から「支出」を引いた時に同じ金額になるかを確認します。
同じ金額になれば計算間違いや記入漏れはないという事になります。
もし同じにならなければ収入か支出の金額に間違いがあるということになります。
会計ソフトを使っている場合は、そういう間違いはないと思います。
次に自治会員から集めた自治会費の合計・収入金額を確認します。
これは、自治会員数と年会費を掛けた数字で会費の合計金額が確認できます。
あと雑収入が、ある場合はその金額と自治会費の合計金額が、収入金額と合っているかを確認します。
次に支出についてですが、前年度の決算書の支出の部を見て 本年度との金額の差を確認してみます。
もし前年度よりも支出金額が多い場合その科目に注目して原因を確認します。
どういった目的で使われたかわからない場合は、会計さんや自治会長さんに訊ねます。
あと帳簿と領収書の突合せをして帳簿に書かれてる支出の日付や支払われた金額に対してその領収書があるかを確認します。
この帳簿と領収書の突合せは、監事さんによってどこまで調べるかは、まちまちだと思います。
監査が、終わりましたら監査報告書を作成して監事さんが署名捺印をして終了となります。
はい、という事で今日のブログは以上となります。
いかがでしたでそしょうか?
もし良かったという方は、「いいね」や「シェア」を宜しくお願いします。
コメントも頂けると嬉しいです。
それでは、バイバイ!