六曜

テレビ番組・「やらせ」と「演出」の境界線!

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テレビ番組で「やらせ」が、問題になる事がありますよね!

昔、タモリの笑っていいとも!で「テレフォンショッキング」があり このコーナーの最後に呼ばれたゲストが、知り合いに電話をして明日このコーナーに来てもらうゲストを紹介するという決まりがありました。

その「テレフォンショッキング」でゲストの一部が、事前にキャスティングされていたことがあったという事です。

こういうのを「仕込み」と言うんですかね!

まあ これぐらいのことなら良いと思いますがね。

また、私が好きでよく観ていたNHKの番組で「プロジェクトX」でも「やらせ」がありました。

2005年5月10日放送の「ファイト!町工場に捧げる日本一の歌」で、採り上げられた側の大阪府立淀川工業高等学校(現・大阪府立淀川工科高等学校)が、事実とは異なる点があるとしてNHKに訂正・謝罪要求を申し入れたという事がありました。

放送では「淀川工業高校は荒れていて音楽など全く縁がなかったが、新任の国語教師が他の職員の反対を押し切りグリークラブ(男声合唱部)を設立します。

そして合唱を通じて生徒を更生させ、合唱コンクールに出場を果たします。しかし、コンクール会場にはパトカーが来ているなど、淀川工業高校の参加に対し主催者側が大きな警戒感をあらわにしていました。

と番組では紹介されていましたが、当時から淀川工業高校は荒れていない高校であり、前々から吹奏楽部があって全国大会で上位のレベルだったそうです。

グリークラブ設立の際も校長自ら早期に賛成して合唱コンクール参加時も、主催側は数ある参加校のひとつとしてしか考えておらず、警戒する理由もなくパトカーも来ていなかったなど、事実とは異なる表現でありました。

こういう演出で見せられて合唱コンクールで日本一になったとなると見る側も番組に引き込まれて感動も倍増しますよね。

これが、普通の学校でグリークラブ(男声合唱部)もなんの困難もなく設立されて合唱コンクールに普通に参加できたというのであれば見る側もあまりインパクトがなく感動もしないでしょうんね。

これが、ドラマとしてなら許されるのかもしれませんが、ドキュメンタリーなら なかった事をいかにもあったようにして見せるのは反則ですね。

ドキュメンタリーも ただあった事を真っ正直に見せたのでは、見る側も面白味がありませんよね。

【▼記事は、下記に続く】

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【▲上記の記事からの続き▼】

なので番組を面白くするには、ある程度の演出は必要だと思います。

この演出の盛り具合というか匙加減さじかげんが難しいですね。

匙加減さじかげんを間違えると事実から離れた過剰な表現となり「演出」から「やらせ」になってしまいますからね。

NHK側もこの2005年5月10日放送の「ファイト!町工場に捧げる日本一の歌」の回については行き過ぎた点があったとし、この回が放送された同年5月28日放送分の「土曜スタジオパーク」でこれまでの経緯を説明し、担当部長が生出演して謝罪するという事態になりました。

また、5月31日の番組終了後にも「プロジェクトX」の司会をされていた国井雅比古氏が謝罪のコメントを行っています。

公式サイトからはこの回の紹介ページが削除され、書籍版への掲載も見送られたという事です。

他の回でも番組に対する抗議などもあったようですが、放送された「プロジェクトX」すべてが、やらせだったとは私は思いません。

今、BSのNHKで火曜日の21時から昔の映像をデジタル処理で鮮明度をアップさせて「プロジェクトX」の再放送がされています。

 

 

参考:ウィキペディア プロジェクトX〜挑戦者たち〜

参考:ウィキペディア やらせ

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