最近知ったことわざに、「棺を蓋いて事定まる」ということわざがある事を知りました。
このことわざは、あなたはご存知でしたでしょうか?
これの意味は、「人間の真価は、死んでから決まる。」
ということなんだそうです。
私が、若い時にこれに似たような事を父が言っていました。
父は、死んだときにお葬式にどれだけの人が来てくれるかで人の価値が決まる様な事を言っていましたが、それを聞いていた私は、それに対しては何か同意できませんでした。
が、今思うと父は、「人間の真価は、死んでから決まる。」という事を言いたかったのかなとふと思いました。
なぜ こんな事を急に思い出したかというと今回、選挙応援中に銃撃を受けて亡くなられた安倍元首相が、きっかけでした。
今年の秋に安倍元首相の国葬が執り行われることが決まった事を聞いてふと父の言葉を思い出したのです。
現職ならいざ知らずもう総理大臣を辞められているのにも関わらず安倍元首相の死を世界が、ニュース速報で流したという事を聞いて凄いなと思った次第です。
日本の政治家で世界に速報で報道されるような政治家は、他にいないと思います。
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そして海外から安倍元首相への弔意メッセージが殺到しているという事でした。
これは、外国首脳を含む国際社会から極めて高い評価を受けていた証ですね。
トランプ元大統領や そして今ウクライナ問題で 日本は、ロシアに対して制裁を科しているあのプーチン大統領からも家族宛てに弔意メッセージが、届いているという事です。
そのようなニュースを聞いて安倍元首相は、積極的に首脳外交を展開し、各国地域と良好な関係を築こうと努力をしてきた証なんだなぁとそんなこと思いまいした。
これも歴代最長政権を築いた事でできた事ですね。
そして政府は、安倍晋三元首相に、最高位の勲章の「大勲位菊花章頸飾」を授与することを決めたという事です。
戦後では、元首相の吉田茂氏、佐藤栄作氏、中曽根康弘氏に続く4人目となるようです。
これぞまさに「棺を蓋いて事定まる」という事ですね。
「人間の真価は、死んでから決まる。」という事のようですね。