Facebookのお友達の河野さんが書かれました「カレーライス産業史」という本を頂きました。
この本を読ませていただいて「カレーライス」は、純日本産の料理であることを知りました。
子供の頃は、友達とよく「カレーライス」と「ライスカレー」どっちが、正しいかと言いやいをした事もありました。
昭和35年頃までは、「ライスカレー」と呼ばれる事が多かったそうです。
今までは、よく「インドカレー」とか「ジャワカレー」とかという商品名を聞いていましたので その地のカレーなのかと思っていました。
昔、吉田町にあったタンドールというインド人がされてるカレー屋さんで食べたカレーは衝撃的でした。
適当にメニューを選び持って来られたカレーは、日本の様に粘り気が無くスープのようなカレーで カレーの色も日本のカレーのような色ではなく普通のスープの色をしていまいしので注文を間違えたのかなと思いました。
しかし食べてみると日本のようなカレーの色はしてないのに確かに味は、カレーの味がしたので その時に衝撃を受けた事を今でも覚えています。
そこで初めて食べたのが、ナンでした。
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【▲上記の記事からの続き▼】
これにカレーを付けて食べるととても美味しくて いっときナンにハマってしまいました。
本を読むと日本でカレーを作るのは、色々な創意工夫を凝らしながら今のカレーが、生まれたようです。
最初日本では、カレーソースをご飯にかけて食べていたよです。
その頃は、カレーには今のような粘度が無くカレーソースが、ご飯を通り過ぎてご飯の下に沈殿して「汁かけご飯」になっていたので これを具材やカレーをご飯の上にとどめるためにカレーにトロミを付けてボリュームのあるソースにして日本人に合うように手直しがされて今のような形になって行ったという事でカレーライスは、純日本料理になりました。
また本には、カレーのCMの事も書かれてあり そういえばそういうコマーシャルやっていたなと懐かしくなりました。
そして最後に衝撃だったのが、全日本カレー工業協同組合理事長が、あの日航機ジャンボ機墜落事故で亡くなられていたという事も知りました。
本を読み終わるとカレー業界も NHKでまた始まりましたプロジェクトXに取り上げられてもおかしくないドラマがあるなと思った次第です。
河野善福さんありがとうございました。