iPhoneに標準搭載されている「ボイスメモ」アプリは、外部の音声を録音し、再生することができる便利なアプリで私は、よく利用しています。
会議や打ち合わせの場面で使用でき、とても役立っています。
さらに、名前やトリミングの編集も可能で、再生速度も調整できるため文字起こしの際にも便利です。
そして電話中の会話を録音しておきたい場合ってありますよね。
これを試してみましたが、iPhoneでの通話中の音声を録音することはできませんでした。
1回の録音時間や、保存できる数は無制限でiPhoneのストレージの空き容量がある限り、録音・保存できます。
ただし、容量が不足していると、録音の途中で止まってしまう事があるようです。
ちなみにファイルサイズの目安は、1分の録音で約500KB、1時間で約30MB程度だという事です。
まずは「録音」するには、「ボイスメモ」アプリを起動後、[すべての録音]をタップし、[赤い丸のボタン]をタップすると録音がはじまります。
音の波形が右から左へと流れて行き縦軸は音の大きさを表し、横軸は経過時間を示しています。
録音を停止して保存するには、「赤い四角形のボタン」をタップします。
録音したデータは、位置情報サービスをオンにしている場合は、録音した場所を示した名前になります。
データの名前を変更したい場合は、変更したいデータの名前部分をタップしてキーボードが表示されたら、付けたい名前を入力すると変更できます。
録音中に「一時停止ボタン」をタップすると、録音を一時的に停止することができ録音を再開したい場合は「再開」をタップし、録音を完了して保存したい場合は「完了」をタップします。
録音中に、ホーム画面に戻って別のアプリを操作したり、iPhoneをスリープ状態にしたりしても、録音は継続され「ボイスメモ」アプリに戻るときは、再度「ボイスメモ」アプリを開くか、画面の上部に表示されるオレンジ色のマイクアイコンをタップします。
保存した音声を再生したいときは、再生したい録音データをタップし、「三角形の再生ボタン」をタップします。
また、スライダー「横長のバー」を左右に動かすことで任意の再生位置に調整できます。
スポンサーリンク
【▲上記の記事からの続き▼】
録音データの再生画面で「オプションアイコン」をタップすると、メニューが表示されます。
スライダーを左右に調整することで「再生速度」を変更でき録音した内容を聞きながら文字起こしをする際や、倍速で聞きたいときなどに役立つ機能です。
右端の「ウサギのアイコン」に近づくほど再生速度が速くなり、左端の「カメのアイコン」に近づくほど遅くなります。
なお、変更した速度を戻したいときは、「オプションアイコン」をタップして[リセット]をタップします。
無音や無言が続く録音データを再生するときに便利なのが、「無音をスキップ」機能で これをオンにすると、無音・無言部分を自動的に飛ばして再生してくれます。
録音した内容を聴きながら、早送りしたりスライダーで細かく調整したりする必要がないため、手間を省くことができます。
不要な録音データを削除したい場合は、録音データを選択して「ゴミ箱アイコン」をタップします。
うっかり操作を間違えて大事な会議や取材の録音を削除してしまっても、一定期間であればデータを復元することができます。
前述のとおり、削除しても指定した期間は最初の画面にある「最近削除した項目」にデータが保持されています。
誤って削除してしまったデータがこのなかにあれば、そのデータをタップして「復元」をタップすれば元に戻ります。
「完全に削除」する場合は、削除した録音データをタップし、「削除」「完全に削除」をタップすると、iPhone上から完全に削除されます。
録音開始時と終了時に「ピン」という操作音が鳴りますが、マナーモードにしているとその音は鳴りません。
音が邪魔になる場合は、マナーモードにしてから操作するといいです。
録音している最中に電話の着信があると、録音は一時停止してしまいます。
電話に出なくても録音は切れるほか、LINEやメールの通知、アラームが起動しても録音は止まってしまいます。
重要な内容を録音する場合は、「機内モード」に設定しておくと安心です。
シンプルで使いやすく、簡単に記録を残せる「ボイスメモ」アプリは重宝しています。