年金

繰上げ受給の判断:私たちの選択

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年金は原則65歳からの受給になりますが、「繰上げ受給」を利用することで60歳から受給できます。ただし、繰上げ受給を利用して60歳から年金を受給した場合、減額は一生涯続くため注意が必要です。

私は若い頃から、60歳になったら減額されても良いから早く年金を貰おうと思っていました。その理由は、私の父が「長生きできんから早く貰う」と言っていたからです。また、私のおじいさんは66歳で亡くなっていて、父は「おやじより長生きせんといけん」と言っていましたが、67歳で亡くなりました。おじいさんより1年長生きしただけでした。

しかし、父が60歳から年金を貰うという判断は正解でした。もし満額を貰おうと65歳まで待っていたら、年金は2年弱しか貰うことができなかったからです。自分がいつまで生きるか誰も分かりませんから、減額されても貰える時期が来たら貰っておく方が間違いないですよね。

また、私の祖父は66歳で亡くなり、父は67歳で亡くなったので、私も同じように考えてしまいます。ですから、貰える時に貰っておけば間違いないですよね。

しかし、私が50代の頃、ちょうど私の生まれ年では60歳からの「繰上げ受給」ができなくなっていて、がっかりしていました。でも、知らないうちにまた60歳からの「繰上げ受給」ができるようになっていました。それを知ったのが、私が61歳のときでした。

若い頃からそう思っていたので、年金を早く貰おうと思い61歳のときに手続きをして貰い始めました。ただし、年金を早く貰うにあたって想定外のことがありました。それは、国民年金基金も掛けていたので、それは65歳から貰おうと思っていたのですが、国民年金を「繰上げ受給」すると「国民年金基金」にも影響して減額されてしまうということです。それが私にとっては想定外のことでした。

【▼記事は、下記に続く】

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【▲上記の記事からの続き▼】

さて、あなたは60歳になり申請すれば「繰上げ受給」ができます。しかし「繰上げ受給」をしてしまうと一生涯減額された年金額となります。どうしますか?貰いますか?

長生きできる自信があれば満額貰える65歳まで待ちますよね。でも、65歳を待たずに不慮の事故で亡くなってしまうかもしれません。誰も先のことなどわかりませんよね。まあ誰でも65歳以上は生きるだろうと思っていますが、65歳から満額を貰ってさて、何歳まで生きられるか。

下記の表のように60歳から貰い始めるのと65歳から貰った場合、累計額が一緒になるのは、約81歳のようです。

年金
2022年11月24日

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