昨日、Facebookのお友達のまあくんさんの記事を見て
「五右衛門」はどうやったら「ごえもん」と読めるのですか?
という事が書かれていました。
それによると
「右衛門」とはもともと、役所の名前だったようです。奈良時代から平安時代にかけて、今の警察のような役割を果たしていた「衛門府(えもんふ)」というお役所がありました。「衛門府」には「左衛門府」と「右衛門府」の2つがあり、それぞれ「左衛門(さえもん)」「右衛門(うえもん)」と略称されたようです。
小学館の『日本国語大辞典』によれば、この「右衛門」がいつのころからか、「右」を省略して「衛門」とだけ呼ばれるようになったようです。そこで、「えもん」と言えば「右衛門」のことであり、逆に「右衛門」と書けばそれは「えもん」のことである、というわけで、「右衛門」を「えもん」と読むようになったのだと思われます。
もっとも、「衛門」が「右衛門」の略称として通用するようになったとすると、「左衛門」はどうなってしまったのか、という疑問が残ります。そこで、「衛」の古い音読みはワ行のヱであったことに注目して、「右衛門=uwemon」の最初のuとwが一緒になって「右衛門=wemon」となり、さらにwが落ちて「右衛門=emon」となった、と考えることもできそうです。
いずれにしても、「右衛門」は3文字1組で「えもん」と読むのであって、1文字ごとに分解できるものではないのです。
という事のようです。
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【▲上記の記事からの続き▼】
実は、私にとってタイムリーな内容で2日前にアップした動画「宇和島城からもう一つのゴミ屋敷へ」のナレーションでこの事で 迷っていました。
その事をまあくんさんにコメントすると なんと私の動画を見て思い出したそうです。
通りでタイムリーな訳だ。
宇和島城の「代右衛門丸」を「だいうえもんまる」なのか「だいえもん」なのか読み方を迷っていました。