昨日のブログの続きになりますが、第4部門坊ちゃんマドンナカットは、海外の選手が多く台湾、韓国の選手が、参加をされていました。
海外の選手の中には日本語の分かる選手もおられました。
第4部門の坊ちゃんマドンナカットは、モデルウイッグ2台を使って男性と女性のカットをします。
なので一人の選手が、2つの作品を作ります。
その競技終了後に その会場内でモデル審査が行われます。
そして審査終了後に 選手誘導係が選手を1番から順番に並ばせて撮影室に連れて来るという申し合わせになっていました。
第4部門は、36名の選手がおりそのウイッグのモデルを 2人のカメラマンが部屋を分けて撮影するために まず先頭の1番から5番までの選手を撮影室1に入れて撮影室2は、最後から逆の順に撮影していく事になっていました。
しかし選手誘導係が、選手を撮影室まで誘導して来て私に言われた事は、外国人選手は順番通りに並んでくれないという事で順番はバラバラになっていると告げられました。
そこでカメラマンに相談をしたらバラバラで良いからという事で連れてきた順に撮影することになりました。
まず撮影する前にトラブルがありました。
ウィッグの穴部分は日本国内での規定サイズがあるので、ウィッグとクランプのメーカーが異なっても適合するのですが、海外の選手のモデルウイッグを撮影用スタンドのクランプに 外国人選手がセットしようとするとモデルウイッグと撮影用スタンドのクランプのサイズが、合わなくてスタンドにセットできないというトラブルが起こりました。
あとでわかったのですが、海外製メーカー不明の安価なウィッグに関しては穴が合わない場合があるとの事でした。
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【▲上記の記事からの続き▼】
仕方ないので選手が、持って来られていたクランプスタンドにモデルウイッグをセットして撮影することになりました。
次にいざ撮影が、始まると外国人選手はモデルウイッグのそばについて1枚撮影する度にモデルウイッグの髪を整えたりするのです。
ある選手のモデルウイッグの作品の撮影が終了したと思ったらその選手が、もっと違う方向から撮ってくれと言い出したり 坊ちゃんマドンナカット2台を並べてその後ろに選手が立ってカメラマンに記念撮影をしてくれと求めたりする始末。
カメラマンも通訳を通してダメだというのに外国人選手も引かず押し問答していても撮影時間に支障が出るのでカメラマンも要求に答え記念写真を撮る事になりました。
全ての海外選手というわけではありませんでしたが、初っ端からこんな調子でしたので撮影時間があとあと押してきたらと心配していました。
流石に日本人選手では、このような要求をする選手は一人も居ませんでしたので 海外選手と日本人選手の違いを垣間見た思いでした。