もっとしっかり日本人 永六輔

学校の「いただきます」不要問題はデマではなかった!

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最近Facebookで、「給食費を払っているのだから、『いただきます』や『ごちそうさま』は言う必要がない」という親のクレームがデマであると指摘した投稿を目にしました。この議論を読んで、私も過去に何かの記事で関連する情報を見た記憶がありましたが、その出典を正確に覚えていません。そのため、「バカなことを言う親もいるものだな」と半ば信じてしまっていました。

しかし、これが本当にデマなのか、それとも実際に存在した議論なのか興味を抱き、調べてみることにしました。

前回ブログにも書きましたが、コパイロットに色々と質問していつ頃からその事が言われるようになったのかについて調べてみました。

それから更に調べてみると2002年よりも前に「給食でのいただきます」の廃止についての新たな情報を見つける事が出来ました。
学校給食における「いただきます」廃止の議論では、「給食費を払っているので感謝の表現は不要」とする主張が話題となっているこの言説に類似した話が1998年、2月の『世界平和研究 冬季』「政教分離と宗教教育のあり方」P38 の杉原誠四郎の論説で確認され、次の様なエピソードが紹介されています。これは、電脳塵芥四方山雑記「学校給食時の「いただきます」が廃止されたという都市伝説に関する検証」(2025-05-09)で紹介されていました。

そこでは生徒が「給食費を払っているからいただきますと言わない」と教師に伝えた例が紹介されています。しかしこれは伝聞であり、具体的な証拠に乏しくまた、杉原は宗教的中立性を理由に「いただきます」の廃止を支持する内容を複数の著書や雑誌記事で述べているが、これも厳密性に欠ける部分がありさらに、「合掌」を「いただきます」に置き換えている可能性も指摘されていいます。議論は宗教的中立性や教育のあり方を問うものですが、事例の信頼性には注意が必要とされ杉原が関わったこれらの書籍はいずれも旧統一教会系の書籍となっています。

また同年には、POSTEIOS研究会「学校教育を考える 「消えた合掌」について」小林 泰善さんが、1998/08/15のブログに下記のような産経新聞の記事の掲載日も示され実際に読まれたということで紹介されていました。

産経新聞によりますと

「富山県では、平成八年以前から『合掌』を避けていた学校もあるが、県教委指導課によると、呉羽中学校以降に『合掌』の号令を取りやめた小・中学校は数十校にのぼる。『日本の風習』が公立学校から姿を消しつつある」

さらに詳しく説明されていて

1998年7月28日の産経新聞の朝刊に、『教育再興 宗教と伝統文化⑤「消えた合掌」一部の反対に過剰反応』という記事が掲載。
富山市内の呉羽中学校で、1996年(平成8年)4月、一人のPTAの人の手紙が届き給食の折り「合掌」ということばとともに「いただきます」を唱和することについて、「合掌という言葉には宗教的色彩があり、他の宗教を信じる児童にとって強制されるのは苦痛」などという指摘が有ったという事です。この手紙をきっかけに論争がおこり、「合掌」ということばを中止する事になったという事でしす。

この産経新聞の記事からちゃんと学校名もでていますので学校の「いただきます」不要問題は、デマではなく実際に起きていた事がわかりました。

さらに産経新聞からわかる事は、「平成8年以前から」と書かれていますので それ以前からその問題が有ったという事になります。

【▼記事は、下記に続く】

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【▲上記の記事からの続き▼】

もっとしっかり日本人 永六輔

そして永六輔さんが、1993年(平成5年)に出版(初版)されました「もっとしっかり日本人」という本に学校の「いただきます」不要問題が、書かれていました。それは、最終章の「神社・仏閣・クリスマス」という章に書かれていました。

それには、永六輔さんが戦時中国民学校で給食を食べる時に手を合わせて、「お父さん、お母さんありがとうございます。お百姓さんご苦労様でした。戦地の兵隊さんありがとう。いただきまーす」というのが、食事の前の作法だったと話されていました。

そして上級生は、「箸取はしとらば、大地御世あめつちみよの恩恵み、父と母との恩を味わえ。いただきまーす」って食べ そして、「ごちそうさま」で終わりました。と話されていました。

そのあとで 「今、これを義務教育の中に持ち込んではいけないという考え方があるんです。なぜやらないかというと、特定の宗教行為だからというんです。だから、給食の時にピーツと笛吹いて食べ始め、食べ終わるとまた、ピーツと笛を吹くという、そんな学校があると聞きました。特定の宗教行為を国家行事の中に持ち込むのは憲法違反だというんですね。」

という話をされていました。この「給食の時にピーツと笛吹いて食べ始め・・・」の話は、永六輔さんが、実際に体験した話ではなくこれも伝聞になりますが、産経新聞の記事からするとこの話もあり得る話かなと思います。

という事で学校の「いただきます」不要問題は、産経新聞の記事から実際に有った話だったという事はわかりました。「給食費、払ってるので、「いただきます」や「ごちそうさま」は、言うのはおかしいと親からクレーム」については、伝聞にはなりますが、この話は「親」ではなく「生徒」が言った事が最初だったようです。また永六輔の話も伝聞になりますが、そうだとしてもこの学校の「いただきます」不要問題は、1993年(平成5年)よりも前から有ったという事になります。

という事で学校の「いただきます」問題は、実際に存在していた問題だったということになるようです。またこの問題が、世間に拡散されたきっかけは、今まで集めた情報では、永六輔さんの本が始まりだったのかなという結論になります。

※1998年7月28日の産経新聞の朝刊の記事が実際に読めたらいいのですがね!

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