永世中立国として知られるスイスは、徴兵制度のある国です。
日本ではスイスを非武装中立国と勘違いしている人がいますが、スイスは武装独立と国民皆兵制を国防戦略の基本に据えている国です。
そのスイスで 市民グループ「軍隊なきスイスを目指す会」という会があるそうでイニシアチブ成立に必要な署名数を管轄所に提出し兵役義務の廃止を求める法案を連邦議会などの審議を経て2013年に国民投票にかけたそうです。
その結果「廃止に賛成が27%」「廃止に反対が、73%」だったようです。
スイスでは、徴兵制に賛成の国民が多いということですね!
我々日本人からみたらとても以外な結果に見えますよね。
これも 国民の意識の持ち方の違いなのかもしれません。
スイスは、昔から徴兵制度のある国ですから。
日本では、絶対ありえないと思います。たぶん!
日本国憲法18条には、
「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。」
という条文があり「苦役」とされる「徴兵制」は、日本では、ありえない!と考えられています。
スポンサーリンク
【▲上記の記事からの続き▼】
しかしスイスの国民は、「徴兵制度」を「苦役」だと思っていないんですね。
もしスイス国民が、「徴兵制」が、「苦役」だと思っていたら廃止に賛成する人の方が断然多かったでしょう。
という事は、「徴兵制」=「苦役」というのは、国民の意識よって捉え方が変わるという事になりますね。
そうすると将来日本人の意識がスイス国民の様に変われば 日本国憲法18条に「苦役に服させない」とあっても国民が「苦役」と思わなければ「徴兵制」もあり得るという事になりますね。
なのでけして日本国憲法18条は、「徴兵制」を禁止しているわけでは無いという事になりますね!
(別に憲法18条は、徴兵制について書いてるわけでは無いんすけどね!)
ローマ時代の格言に「平和を欲さば戦いに備えよ」という格言があるそうです!
スイス国民は、この格言に学んでいるのかもしれませんね。
そしてスイス国民は、自分の国は、自分で守るという意識(覚悟)を持たれた人達が多いという事ですね!
スイスの様に中立国なら日本の様に「集団的自衛権」で悩む必要もないですね!(^^)