「復讐するは我にあり」と聞けばたいていの人は、映画や小説を思い浮かべると思います。
私も映画を思い浮かべました。
たまたまYouTubeで武田鉄矢のラジオ番組を聞いていて「復讐するは我にあり」 の本当の意味を知りました。
それまでは、「復讐するは我にあり」と聞いて 自分で復習するものだと思っていました。
それが、全く違っていました。
この言葉は、聖書からきている言葉なんだそうです。
この言葉の本来の意味は、
「相手から傷つけられても、報復せずに穏やかな心で過ごしなさい」
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という意味なんだという事です。
「復讐するは我にあり」の「我」は、神を指すという事で つまり、「誰かから悪いことをされても、悪で返さず善い行いで報いなさい。私(神様)が代わりに報復(裁きを与える)するから、自分で復讐しようなどと考えずにあらゆる人達と平和な関係を作りなさい。」という意味なんだそうです。
これの意味が、間違った意味で広がったのは、作家の佐木隆三の小説「復讐するは我にあり」とその小説を原作にした同名の映画がきっかけだったようです。
「復讐するは我にあり」の元となったモチーフは、5人を殺害した西口彰事件を題材にした長編小説で第74回直木賞(1975年下半期)を受賞し1979年に映画化、1984年と2007年にテレビドラマが放映されました。
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