NHKの朝ドラ「あまちゃん」を途中から見だして 朝ドラにハマり仕事前に見るようになりました。
「あまちゃん」「ごちそうさん」そして今放送している「花子とアン」と続けて見ています。
「花子とアン」は、原案『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』が、原作で ヒロイン安東はな(後の村岡花子:吉高由里子)は、「赤毛のアン」を翻訳した翻訳家の物語ですが、この花子の友人に波瀾万丈の人生を送った「大正三美人」のひとりである歌人・柳原白蓮が、出てくる事が、またストーリーを 面白くしていると思います。
蓮子(柳原白蓮)は14歳で結婚しましたが、結婚生活に耐えかねて実家に戻り、24歳で女学校に編入し、8歳年下の花子と出会うのでした。
葉山蓮子「白蓮」役には、仲間由紀恵が演じています。
なんと白蓮は大正天皇の従姉にあたるそうです。
スポンサーリンク
【▲上記の記事からの続き▼】
実は、この柳原白蓮を題材にした映画も何本か作られているくらいです。
白蓮事件をモデルとした原節子主演の映画・『麗人』が公開され 大正時代に書かれた小説『真珠夫人』は白蓮がモデルとされ、戦前戦後と何度か映画・ドラマ化されています。
白蓮は、華族出身ながら家の事情で成り上がりの富豪と結婚させられ、結婚後、大胆にも年下の社会運動家の男性と駆け落ちします。
当時姦通罪が施行されていた時代に夫への絶縁状を新聞紙面で公開し、「白蓮事件」と呼ばれる一大スキャンダルを巻き起こす大胆な女性でした。
主人公・はなのモデルである翻訳家・村岡花子以上に白蓮は、ドラマティックな人生を送った人物なのです。
「花子とアン」では、主人公の 村岡花子を描きながら 柳原白蓮をどこまで描くのかも楽しみです。