1967年(昭和42年)9月12日、広島市に本拠を置く、繊維卸売業の十和(後のアスティ、法人格はヨンドシーホールディングス)の小売り部門として、全額出資で愛媛県松山市湊町に設立しました。
そして1967年 10月6日に愛媛県宇和島市恵美須町に第1号店となる「フジ宇和島店」をオープンさせました。
なんと宇和島にフジ1号店を出店するのに十和の会社役員全員が反対をしていたという事です。
その反対を押し切って当時の社長が、宇和島に1号店を出店したという事です。
(この話は、うちに来店されるお客様が、フジの社員から聞いたという話です。)
普通に考えれば宇和島よりか松山に出店しそうなものですがね。
当時宇和島には、大型店といったら「しんばしセンター」くらいしかなかったから競争相手が少ないという事で 社長は宇和島への出店を考えたのでしょうかね?
ただフジ1号店が、宇和島に出店した同じ年の1967年(昭和42年)4月には、「丸の内劇場(丸劇)」が、解体されて、丸之内百貨店がオープンしています。
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という事はフジの会社役員は、「丸之内百貨店」が、オープンする情報がわかっていてフジ1号店の出店を反対したのでしょうかね?
その後「丸之内百貨店」は、ある事件が起きました。
それは、昭和44年1月26日夜から27日朝にかけて泥棒に入られて売り上げ360万円を盗まれる事件がありました。
どうもこれが元で「丸之内百貨店」はやめて「フジ丸の内店」になり 宇和島にフジ1号店とフジ丸之内店の2店舗が誕生しました。
その後「フジ丸之内店」は、無くなり「北宇和島店」が出来ています。
そして今年11月30日には、フジ1号店は、老朽化に伴い建て替えられてオープンしました。