第76回全国理容競技大会では、私のメインの持ち場は、撮影室でモデル撮影補助係のチーフを任されていましたのでその話をします。
ただ撮影補助係といっても まったく経験がありませんのでどういう補助をして良いのか大会前日まで分かりませんでした。
全理連からのカメラマンが、前日の準備まで来られないので補助係の仕事の内容がまったく分からず大会前日まで気になっていました。
イメージとしては、選手を撮影室の外で並ばせて順番に撮影室へ入れて行くというイメージは付きましたが中での撮影の補助については、どういう事をして良いのかまったく想像もつきませんでした。
撮影室では、ウイッグで選手が作った作品を審査が終わったあとに 撮影室でカメラマンがすべての選手の作品を撮影します。
コロナ前までは、人間のモデルさんを使っていましたが、その後ウイッグを使っての競技となったようです。
やっと前日の準備になってカメラマンの方から補助の作業内容を聞き撮影補助の作業内容が分かりました。
補助係の作業内容は、ウイッグのモデルを撮影スタンドの足に正面と書かれたテープが貼られていてそこの位置にモデルの顔が正面なるように選手にセットしてもらいます。
そしてまずは、選手のゼッケンまたは、モデルウイッグの首に貼られた番号シールを確認して その番号のカードをモデルの首の下に出して番号と一緒にモデルウイッグを1枚撮影します。
その後は、撮影の邪魔にならないようにモデルウイッグから少し離れます。
そのあとの撮影が本番の撮影となり正面から撮影していきます。
床に八方向に線が引かれていて正面から時計回りに1から8の数字が振れています。
カメラマンの指示で スタンドの足に正面と貼られたテープをその番号に合わせてモデルの撮影角度を変えます。
この時基本は、正面と左45度右45度の3枚の撮影が、基本ですがカメラマンの判断で入賞しそうな作品があればそれ以上の角度の指示があり撮影枚数が増えます。
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【▲上記の記事からの続き▼】
まず選手が、撮影用スタンドにモデルウイッグを挿してスタンバイします。
それをモデル撮影補助係が、中央の撮影場所まで運んでカメラマンの指示で角度を変えて撮影して撮影が、終わるとそれを元の場所に運んで次の作品を別の補助係がカメラ位置まで運ぶという作業です。
カメラマンの人には、モデルは重いですよという話を聞いていました。
実際に本番でモデルウイッグを運んでみると重いですね。
これの一連の作業が、中腰なのでしんどい作業です。
ウイッグモデルの下には、衣装を着せていますのでその重さがプラスされます。
宇和島支部からの手伝い4名と他支部から2名で撮影室内での仕事は、宇和島支部が担当しました。
宇和島支部の中の2人は、私よりも年上の人になりますので大丈夫だろうかと心配でした。
これは、年寄りがするにはキツイ作業です。
その上に選手の作った作品を扱いますので気も使いますので尚さら疲れます。
そこで 他の担当の手の空いている若いスタッフを探してもらって手伝って頂くことになり大夫助かりました。
このモデル撮影補助係は、年寄りじゃなく若い人がする作業ですね。(^^;)