東京・池袋で暴走した乗用車に母子がはねられて死亡した事故で、事故を起こした 旧通産省工業技術院の 飯塚幸三 被疑者 （87） は、骨折で入院したために逮捕されていませんでしたが、警視庁は退院後も逮捕せず任意で事情を聴く方針だということです。

ネットでは、上級国民は逮捕されないのかと炎上しています。こんなことでは、事故を起こしても私も逮捕せず任意でお願いしますという人も出てくるのではないでしょうか！

以前 神奈川県茅ケ崎市元町の国道１号交差点で、90歳女性が運転する乗用車が横断歩道付近にいた歩行者ら４人を次々とはね、うち女性１人を死亡させる事故がありました。

このときは、 自動車運転処罰法違反（過失致死傷）容疑で、運転していた無職、女性容疑者（９０）を逮捕しています。

同じ高齢者の死亡事故なのに 旧通産省工業技術院の 飯塚幸三 被疑者 （87）は、退院後も逮捕されず任意で事情を聴くということなのに対して 無職の女性容疑者（９０）はなぜ逮捕されるのでしょうか？

飯塚幸三 被疑者（87） は、元官僚という事で逮捕しないという方針になったのでしょうか？

それとも2015年に通産行政事務功労に対して瑞宝重光章ずいほうじゅうこうしょうを叙勲しているから逮捕しないのでしょうか？

私は、叙勲を受けてることが影響しているのではと思っています。 これこそ警視庁は、忖度しているとしか思えません！

【瑞宝重光章ずいほうじゅうこうしょう】 は、日本の勲章の一つで、瑞宝章ずいほうしょうのうち、瑞宝大綬章ずいほうだいじゅしょうに次ぐ。2002年（平成14）8月の閣議決定「栄典制度の改革について」により、それまでの勲二等瑞宝章くんにとうずいほうしょうから名称が変更されました。

こんな不公平なことをしていると日本国民を敵にまわしてしまうことになります！

またこの忖度により事故を起こした 旧通産省工業技術院の 飯塚幸三 被疑者 （87） に対しても死亡事故を起こした事以上に日本国民から反感を買ってしまうでしょう！

3月に引退した前マリナーズ・イチロー氏（45＝本名鈴木一朗）が国民栄誉賞の受賞を辞退した理由に「人生の幕を下ろした時に頂けるよう励みます」と返答したという事です。

なるほど！長い人生何が起きるかわかりませんからね。

せっかく頂いた賞に泥を塗るような事が起こるかもしれません！

叙勲を頂けるような人は、短い人生かもしれませんが、短い人生でもこのような死亡事故を起こしてしまう事もありますからね。

このような叙勲は、イチローが言うように人生の幕を下ろしてからの方が良いかもしれませんね 。

今回の死亡事故よりそんな事を思いました。