私が、23歳の頃に父親と親子リレー型住宅ローンを組んで家を今の場所に建てていました。
そして父が67歳で亡くなった時に団体信用生命保険いわゆる「団信」のおかげでローンの残高が、半分に減りました。
その時は、土地や建物は私の名義になっていましたので相続は発生せず遺産分割協議書など作らなくて良かったです。
その後、平成14年に今住んでいる家に建て替えました。
そして それから21年が経ちました。
10月16日に母が亡くなり今の家を建てる時に母と住宅ローン共同名義で建てていましたので 銀行に住宅ローンの事を聞こうと思い関係書類を確認していました。
クリアファイルに 私の団体信用生命保険の申込書が目にとまったのでそれを 取り出してみるとその後ろに重なって 母の団体信用生命保険の申込書も入っていました。
母も団体信用生命保険に入っていたんだ。
それを見て私の父の時の事を思い出しました。
これで住宅ローンの残高が半分減ると!
そこで 銀行にどういう手続きを取れば良いのかを聞いてみる事にしました。
すると銀行側から 思わぬ回答が返ってきました。
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【▲上記の記事からの続き▼】
なんと私の母は、70歳を超えているので団体信用生命保険は出ないという回答でした。
「えーっ!」
銀行側は、当時ちゃんと説明しているはずですという事でした。
しかし私の記憶には、全く説明を受けた記憶が残っていませんでしたので「そんな話は聞いた記憶はありません」というと「契約書に書いてありますので 同じものをお渡ししていますので確認してみて下さい」という事でした。
それで確認してみると
「年長者が、満70才に達すると同時にその者の保険は、他の連帯債務者に承継されるものとします。」
と書かれていました。
「がぁ~ん!」
5年くらい前だったか銀行に私が、母より先に亡くなったら住宅ローンは、どうなるのかをお聞きした事がありましたが、その時は、母が引き継ぐことになると言われていましたので もし母が70才を超えて私が、先に亡くなっていたら大変な事になっていました。
その事を今回あらためて銀行にお聞きしたら 母が、70才になったら母の保証分が、私に移るので もし母ではなく私が先に亡くなっていた場合は、100%保険が効くという事で住宅ローンで残された家族は、困ることは無いという事でした。
今思うと父は、67才でなくなったので団体信用生命保険から住宅ローン残高の半分が出たんですね!