昨年の2019年10月の消費税増税に伴い、低所得世帯や子育て世帯に「プレミアム付商品券」が販売されました。
この「プレミアム付商品券」の落とし穴なのですが、結論からいうと低所得者というレッテルを貼られた所得制限付き「プレミアム商品券」は、利用したくても利用しづらい人も居るという事です!
どういう事かというと2019年の「プレミアム商品券」以前から当サロンでは、宇和島地域振興券の取り扱いもしていました。
この地域振興券には、所得制限はありませんでしたので当サロンでも利用されたお客様が何人かおられました。
しかし低所得制限付き「プレミアム付商品券」については、当サロンで利用されたお客様は、期間中たったのお一人だけでした。
うちに来店されたあるお客様が、こんな事を話されていました。
「プレミアム付商品券」を申請してこれを使うと 自分は、人から低所得者に見られるからプレミアム商品券を使うことに抵抗があるという事を話されていました。
人は、それぞれ色んな考えの人がいますから そんなことを気にしない人も居るかもしれませんがやはり気にされる人もおられるということです。
低所得者のためにと思ってつくられている制度であっても 低所得者からみると抵抗を持たれている人もいるということですね。
これでは、「仏作って魂入れず」となります。
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これなら所得制限をかけずに プレミアム商品券を使える方が、低所得者も気兼ねすることなく使えるということですよね。
たとえ話をすると あなたが集会に集まっている時に 今から低所得者の人だけにこのプレミアム商品券を配りますと言われ みんなの前で名前を呼ばれプレミアム商品券を渡されたとしたらどうでしょうか?
なんか嫌じゃないですか。
今回、所得制限を付けてお金に困っている人に30万円を給付しようという案は、道理にかなっている案だとは思いますが、低所得者向けのプレミアム商品券の話を思い起こすと 低所得者の人は、抵抗なく受給できるのだろうかと思いました。
今回は、その案は撤回されて所得制限をもうけず一律10万円給付することに決定しました。
これも賛否はありますが、私は個人的には所得制限なしで一律10万円に賛成です。
この10万円支給については、テレビで「私は受け取りません」と表明する閣僚がいましたが、国や県のトップが踏み絵を作ってどうするだと思いました。
今回は、低所得者というレッテルを貼られた所得制限付き「プレミアム付商品券」は、利用したくても利用しづらい人も居るというお話でした。