母の葬儀をするには、それまでに お寺で戒名を頂く必要があります。
サンリードから説明を受けた時に 父親が「院号」を貰っている場合は、その奥さんは、同じ「院号」を貰うかあるいは、その下の「軒号」にされる方が、多いという説明を受けました。
その「軒号」の下になると文字数が、減ってバランスが悪くなるというような説明も受けました。
まだ「院号」や「軒号」の金額は、聞いていない段階での話です。
なので 嫁さんや私の2人の妹は、じゃぁ「軒号」にすればという事を言っていました。
金額も聞かずにそんな事を 簡単に決めちゃぁダメでしょう!(私の心の声)
私としては、母の戒名を「院号」にしようとは思っていませんでしたが、その下のランクにするにしても お寺に行って金額が分からないと決められません。
父が亡くなった時に「院号」を貰っているので当時の「院号」の金額を知っているだけに その下だとしても けっこうな金額がするんじゃないのと思いましたので 簡単に決められません。
父に院号を貰ったのは、父が生前私に「お父さんが亡くなったら院号を貰え」とよく言われていました。
なので「院号」を貰えというのが、父の遺言でした。
ですが、そもそも「院号」というのは、仏教に貢献した人に付けるものだと聞いていましたので お金を積んで頂くというのもどうかと思いましたが、遺言でしたのでね(^^;)
でも父の場合は、お寺への貢献ではなく社会的貢献度としては、親バカならぬ 子バカ的な思いとしては、「院号」を貰えるような貢献はしていると思います。
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【▲上記の記事からの続き▼】
宇和島に自衛隊募集事務所が、できた当時最初の自衛隊募集相談員となったのが、私の父でした。それから亡くなるまでずっと自衛隊の募集相談員を務めていました。
また人の世話を よくする人で学校の同窓会の幹事なんかもよくやっていましたし 他にも色々と そして愛護会の世話なんかもしていましたし 検察審査委員にも選ばれてそれにも出ていました。
父が、亡くなった時には、自衛隊より顕彰状を頂きました。
話がそれましたが、母の戒名を頂くのにお寺に行って「院号」と「軒号」と その下の金額を聞いて「大姉」という法名を頂く事にしました。
私の母は、普通の主婦でとても「かんべんな人」でしたので 戒名代にお金をかけるのは嫌がるのではないかと思いました。
ちなみに宇和島の方言で「かんべん」とは、「節約」を意味します。
これは、亡くなられた人のステータスというよりは、生きてる家族の自己満足のような面もあると思います。
これで嫁さんも 私が、死んだ時に戒名のランクで悩まなくていいでしょうからね。