東京・池袋で暴走した乗用車に母子がはねられて死亡した事故で、事故を起こした 87歳の男性はなぜ逮捕されないのか?
また マスコミ各社が「容疑者」という呼称を使わず多くは「…さん」「…元院長」といった一般的な呼び方をしているのは何故かという事がネット上で疑問視されています。
私もその疑問をもった一人でした。
最初にこのニュースを愛媛新聞で読んだ時に違和感を感じたのが、このような重大事故を起こしているにも関わらず加害者の名前が載らず「運転していた男性(87)」としか書かれていませんでした。
そして逮捕されない理由としては、男性は事故を起こしたことを認めているほかドライブレコーダーを押収したことから証拠隠滅の恐れがないと判断して逮捕せず任意で捜査を進める方針と書かれていました。
新聞には、乗用車を運転していた男性と同乗していた80代の妻はいずれも骨折して入院したと書かれていましたが、逮捕されない理由について「入院した事を理由に逮捕しない」とは書かれていません。
そして救助を待ってる間事故を起こした男性(87)は、車内から携帯電話で「アクセルが戻らなくなった。人をいっぱいひいてしまった」と息子に連絡をしたと書かれていましたので 記事を読んだ限りでは入院しないといけないほどのケガを負っているようには感じませんでした。
また事故を起こした車は、プリウスでかつてアメリカでプリウスが 、アクセルペダルがフロアトマットにひっかかる不具合が起き「アクセルが戻らなくなった」ことで リコールの主な原因は フロアマットにあった事から これを知っていて男性(87)は、言いわけに 「アクセルが戻らなくなった」 と言ったのではないかと想像します。
その後の新聞記事で 運転していた男性は、旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)というように新聞に名前が公表されました。
ここでもまた新聞記事に違和感を感じました。
母子がはねられて2人も死亡 しているのになぜ加害者を「容疑者」と書かずに「 飯塚幸三元院長 」と 「…元院長」 一般的な呼び方をしているのかです。
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【▲上記の記事からの続き▼】
ここでネットの人達と同じく元官僚だから逮捕されず新聞では、容疑者扱いしないのかと私も思った次第です。
とあるネット記事によると逮捕されない理由についてある弁護士が説明していましたが、 現在入院して治療の必要性があるということであれば、逮捕して身柄を拘禁することができないと述べていました。
そして「容疑者」扱いされないのは、逮捕されていないからだそうです。
今の車には、飛行機でいうブラックボックス的な記録装置が装備されています。
この装置は、イベント・データ・レコーダー (EDR) というモノで この事故に関しては、イベント・データ・レコーダー(EDR)の解析結果を公表して欲しいものです!
解析は、回収して30分ほどで出来るという事です!もしその場でパソコンにつなげたら、記録情報が判明するのに、1週間以上も、果ては数週間も待たされるということは、メーカー側や警察に都合の良いような『データの改ざん』がされているということを、疑わざるを得ないという事です。
事故の原因について早く知りたいものです。
今わかっている事は、 飯塚幸三 (87) 運転の車は、 歩道と車道を隔てる金属製の柵に接触した後、約150メートルにわたって暴走し歩行者らを次々にはね自転車で横断歩道を渡っていた松永真菜さん(31)と長女莉子ちゃん(3)が死亡したほか、 暴走中にハンドル操作をほとんどしていなかった事と赤信号の交差点を猛スピードで突っ切っており、通行人を回避しようとした様子もなかったということです。警視庁は、 飯塚幸三 (87) が最初の接触事故に動転したことが、暴走の一因になったとみているようです。
最後に、亡くなられました 松永真菜さん、長女莉子ちゃん の御冥福をお祈りいたします。