「トンイ」は、韓国の歴史ドラマで『宮廷女官チャングムの誓い』や『イ・サン』を手がけたイ・ビョンフン監督の作品で 2011年4月10日から2012年6月17日までNHK BSプレミアムで毎週日曜21時00分に日本語吹き替え版で放送されていました。
イ・ビョンフン監督の作る歴史ドラマは、面白く作り方が上手いですね!
トンイは、賎民の出身として貧しい幼少期を送りますが、明るく努力家で、正義感が強く、知性と行動力に溢れる少女です。ある日 父と兄が無実の罪で殺された事でトンイも命を狙われる事になり身を隠すために宮殿に入りました。そして父と兄の無罪を証明する為に奔走する中、李氏朝鮮第19代国王粛宗に見初められてトンイは、王の側室にまで上りつめるシンデレラストーリーです。
そしてトンイは、李氏朝鮮時代の21代国王英祖の母となります。
なお、トンイのモデルとなった淑嬪崔氏は実在の人物ですが出自と家族構成においては、宮廷入りする前の資料は残っておらず、「トンイ」と言う名前も含め、大半がドラマにおけるフィクションであります。
イ・ビョンフン監督は、実在した王の側室淑嬪崔氏を「トンイ」として描いたわけですね。
韓国人の中には、このドラマを実際にあった話として見ていた人も居たのではないでしょうか?
昔、日本でも実在した人物である水戸黄門がテレビドラマとして放送されていました。それを見ている視聴者は、水戸黄門は実際にドラマの様に日本全国を漫遊していたと思っていた人も多かった様ですが、実際には漫遊はしていませんでした。
そこで慰安婦問題なんですが、この問題の発端となったのは、吉田清治が書いた『私の戦争犯罪』の中で済州島で 日本兵士10人の応援で205人の婦女子を慰安婦要員として強制連行したとし1980年代に、大東亜戦争(太平洋戦争)の最中、軍令で朝鮮人女性を強制連行(「慰安婦狩り」)し日本軍の慰安婦にしたと自著に記述していた事です。
これがメディア、特に朝日新聞に長らく真実として取り上げられたことにより、国際問題化する大きなきっかけとなりました。しかし、後の追跡調査では吉田の証言の客観的な裏付けは取れず、矛盾点を指摘されるなか、1995年になって自らの証言が主張を織り交ぜた創作であることを認めました。
冒頭で話した韓国の歴史ドラマ「トンイ」は、実在しましたが、ドラマの内容は、イ・ビョンフン監督の創作です。こういう歴史ドラマなどではよくある作り方です。
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【▲上記の記事からの続き▼】
それと同じく吉田清治の『私の戦争犯罪』も兵隊を相手にしていた売春婦は実際に居た公の職業でしたが、「婦女子を慰安婦要員として強制連行した」というのは、吉田清治の創作でありました。
この様に歴史ドラマなどで 歴史的事実の中に創作を織り込んで制作する事はドラマとしては面白さを増しますが、それを見ている視聴者は、それを事実だと捉えてしまう人もいますのでドラマの内容によっては慰安婦問題のような問題を引き起こす危険性もあります!
今、韓国では慰安婦像が作られそれが他国にも広がっています。その慰安婦問題を後押しする韓国人をはじめそれに加担する人達は、歴史的真実はどうでもよく確信犯となっています。
慰安婦問題は、日本政府と韓国政府の間で「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認」という事で日韓合意し日本側は、10億円を韓国側に支払っているにも関わらずソウルの日本大使館前にある慰安婦像は未だに撤去されず置かれたままで韓国政府は、日本との約束を履行していません。
韓国政府は、この慰安婦像を撤去するつもりはない様ですね!
それならこの慰安婦像をそのままの状態で 日本の名誉回復が出来るウルトラC的な方法があれば良いのですけどね。
韓国政府が、約束を履行しないのなら慰安婦像の隣の席は空席となっておりますので 日本が支払った10億円で吉田清治の像を作らせ 全ての慰安婦像の隣の椅子に座らせ碑文には、「婦女子を慰安婦要員として強制連行した」というのは、吉田清治の創作で1995年になって自らの証言が主張を織り交ぜた創作であることを認めました。と記して正しい記述をさせますか!
それとも「ライダイハン像」を作らせて隣に座らせますか!