2019年4月9日(火)青森県の航空自衛隊三沢基地に配備された最新鋭ステルスF-35A戦闘機が同日19時25分頃、三沢基地を4機で離陸し約25分後に基地の東約135km付近太平洋上空を夜間飛行中1機がレーダーから機影が消え行方不明となったと報道されました。
このニュースを聞いて色々と行方不明の原因が頭を巡りました。
レーダーから消える前にパイロットから「ノック・イット・オフ(訓練中止)」という無線が入っていたそうです。
訓練中にパイロットが「訓練中止」を宣言する意味とは、どういう事なんでしょう?
何か緊急事態が、起きて「訓練中止」を宣言して レーダーリフレクターを収納して ステルスモードにしたからレーダーから消えたのかとも思いました。 ( レーダーリフレクターが、操作で収納できるようになっているのかはわかりませんが。 )
ステルス戦闘機でなければ機影が消えるという事は、墜落を意味すると思います。
その後のニュースでは、尾翼が発見されたという報道がありこれでどこかの海域に墜落した事が確実となったようです。
ただ回収されたという尾翼の映像は、報道されていません。やはり秘密の塊りだから隠密の内に回収したのでしょうか?
そしてパイロットは、緊急脱出をしていないという報道もされています。
もしパイロットが、緊急脱出をしていれば救助に向かえるように居場所がわかる信号が発信されるよになっているという事ですが、その信号も発信されていないということでパイロットは、脱出することなく機体と共に墜落したようです。
いったいどんな原因で墜落に到ったのでしょうか?
機体に何かトラブルが発生したのであれば4機で訓練飛行していたのだから機体の異変を仲間のパイロットに知らせると思うのですが。
墜落したのであれば 残りの3機のパイロットが墜落場所の確認をしていそうなものですが、それについては何も報道されないようです。
想像ですが、最新鋭機であればパイロットの操縦ミスで墜落しそうな時でも自動制御で墜落を回避するようなシステムになっていそうなものですけどね?
なぜ墜落する前に脱出できなかったのでしょうか?
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【▲上記の記事からの続き▼】
やはり最新鋭機ということでパイロットは、どうにか墜落しないように制御しようと最後まで努力していたのでしょうかね?
翌10日(水)には墜落と断定されました。 A型が墜落した事例は世界でこれまでに確認されていないということです。
これまでに日本では、 F-35A は2回ほど不具合があり1回目は、2017年の試験飛行中冷却系統の異常を知らせる警報装置が作動し緊急着陸しています。この時は地上の部品交換で飛行は再開されました。2回目の不具合は、2018年キャノピー(天蓋)のロック不備の警告ランプが作動しましたが、これは警告ランプの誤動作だったという報道もあるよです。
墜落となると 最新鋭ステルスF-35A戦闘機は、秘密の塊りですから日本での事故原因の究明はできないでしょうね。
中国やロシアにしてみたら墜落した F-35Aを自国で引き上げたいと思ってるでしょうね。
中国やロシアも秘密裏に潜水艦で探していたりして?
このF-35Aは、愛知県豊山町の三菱重工業の小牧南工場で組み立てられた初号機なので墜落は日本の責任にされそうな予感もします。
でも組み立てたあとの最終確認は、アメリカの技術者がするんじゃないでしょうかね?
アメリカにとっては、墜落の原因を「日本側の組立不備」あるいは、「パイロットの操縦ミス」にできれば、最も望ましいだろうしね。
そうすれば他国のF35Aへの影響がないからね。
今回の墜落で日航ジャンボ機123便が御巣鷹山に墜落したときの事を思い起こします。 いち早くボーイング社は、「圧力隔壁の修理ミス」と断定しましたもんね。修理ミスなら当機固有の問題であり、他国のジャンボ機への影響は考えなくても済みますからね。
今回は、 結論ありきの原因究明にならなければ良いですけどね。
11日(金)現在、パイロットは依然として行方不明であり、捜索が続いています。 消息を絶ったF35Aは 細見彰里3等空佐(41歳)通算飛行時間3200時間のベテラン パイロットの操縦だったということです。
早くパイロットを無事救助できればいいのですが、捜索する場合ステルス機であるがゆえにかえってそれが、仇となりそうな気もします!