私は、死刑賛成派です。
そして死刑は、被害者の代わりに国が、代わってやってくれる敵討ちのように考えています。
刑法の目的には、犯罪を予防することと 犯罪を処罰することを通じて、社会一般の人が犯罪を行わないようにする予防の目的があり 極刑以外は、罪を犯した人には、処罰を通じて更生させる目的があります。
死刑を反対される人達は、死刑を廃止して終身刑を作れば良いと言います。
私は、それには異論があって「死刑囚には常に死と向き合わされることから被害者の立場に思いを巡らせ、真の反省に至る者も死刑囚の中にはいると思います。
本当か嘘かは知りませんが、「死刑が執行されるときには、死刑囚は本当に罪を償って反省し、仏様のようになっている」という話も聞きます。
しかし終身刑では、受刑者は「死」と向き合うことはありません。
更生しても仮釈放になるというご褒美がないのですから、終身刑では更生意欲が生まれないと思います。
反対に終身刑の受刑者は、被害者や裁判官や弁護士を 逆恨みする受刑者もいるのではないでしょうか?
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【▲上記の記事からの続き▼】
だからと言って終身刑に仮釈放を認めるのはもってのほかだと思います。
ただ判決には、冤罪のおそれもありますので 冤罪者を死刑にすれば取り返しがつきません。
なので池田小事件の犯人のようにハッキリと犯人だとわかっている犯人に死刑判決は下すべきだと思います。
「疑わしきは罰せず」という原則を徹底することによって冤罪は回避すべき問題であり、「死刑」の廃止を冤罪問題と結びつけて考えるのはこじつけでしかありません。
「死刑」であろうと「終身刑」であろうと、それが冤罪であればとちらにしろ取り返しがつかないことには変わりありません。
「終身刑」なら、命があるからと言ってもその人の過ぎ去った時間は返ってきません。
なので私は、日本には終身刑は必要無いと思っています。