「なぜ結婚式やお葬式があるのか?」なんて考えた事ありませんよね。
私の父が、亡くなった時に思った事や 私の長女が結婚した時に感じた事がありました。
私の父は、67歳で亡くなりました。
父は、生前「長生きできないから年金は早く貰う」と言っていましたが、早く貰っていて正解でした。
もし65歳から貰っていたら67歳で亡くなりましたので2年弱しか貰えませんでした。
なので60歳から貰っていて正解だったという事です。
そしてお葬式なんですが、父が亡くなった時には、私が長男なので私が喪主となりました。
お葬式の喪主なんて初めてなので慣れてないのはあたりまえなんですが、やらなくてはいけない事がいろいろあり忙しくて 父の死を悲しんでいる暇もありませんでした。
その時に思ったのが、お葬式って悲しさを忘れるためにするモノなのかなと思ったりしたものです。
ただ私の母は、父の臨終の際も泣く事も無くそして葬儀の際も涙一つ見せる事も無く 息子としてはなんかショックでした。
父が、亡くなったら妻は泣くモノだと勝手にイメージしていましたので。
お袋よ親父を愛していなかったのかよってそんな事を思いました!
しかし葬儀の夜、寝ている母を見た時に 母の目に涙の痕を見たときはホッとした事を思い出しました。
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そして結婚式の話になりますが、私は人前で挨拶するのが、大の苦手で自分の結婚式の時は、最後にする挨拶の事が、式の最中ずっと気になっていましたので進んで結婚式をやりたいという気持ちはありませんでした。
でも不思議なモノで 自分の時は結婚式をあまりやりたいとは思わなっかったのに娘の結婚式は、絶対見たいという思いが強かったのですよね!(笑)
そして長女のために結婚披露宴でサプライズでギターの弾き語りまでやってしまいましたから(^^;)
なんと上の妹が、兄ちゃんが娘のために一所懸命弾き語りしている姿を見たら泣けていたと言って歌を聞きながら泣いていたという事でした。
長女は、結婚式をするより先に入籍をしていました。
なので実際には、結婚しているのに 私は、娘が結婚したという気持ちにはどうしてもなれませんでした。
しかし実際に結婚式を挙げてからは、娘が結婚したんだという事を実感できるようになりました。
不思議なもんですね。
なので式を挙げずに入籍だけならずっと娘が、結婚したという実感がわかなかったのかもしれません。
なので式をするという事は、けじめをつけることなんだなとそんな事を思った次第です。