なんと私が、仮想通貨を購入している仮想通貨取引所大手のコインチェック(東京)で約580億円分の仮想通貨が流出するという問題が起こりました。
その流出したのは、「NEM」という仮想通貨で全部が喪失しているという事です。
この仮想通貨は、私は購入していませんでしたが、実は去年購入を検討した事がありました。
検討した結果ビットコインから仮想通貨の「NEM」ではなく「リップル」へ鞍替えしました。
今コインチェックでは、入金も出金もできない状態になっています。
私の場合は、去年1万円分の利益分のビットコインを残し元金分と少々の利益のビットコインを売却回収していましたので もしコインチェックが倒産する事があっても損をする事はありません。
この事件が起きた事で極めてコインチェックのずさんさが、浮き彫りになってきました。
まずコインチェックは、「匿名性の高い仮想通貨扱いたいから」という理由で金融庁への登録が出来なかった事実があるようです。
登録出来なくても営業出来るのっていう疑問が沸きますが、仮想通貨の法律が追いついてないという事なんでしょうか?
あと「NEM」の仮想通貨技術の普及を目指す国際団体は2016年、取引の際に複数の電子署名が必要で、より安全性が高い「マルチシグ(マルチシグニチャ)」と呼ばれる技術を採用するよう推奨していたそうですが、コインチェックもこの呼び掛けを認識していたものの「他に優先すべきことがあった」(大塚雄介取締役)と、対応を後回しにしていたという事実が判明しました。
また、仮想通貨を扱う取引所では不正アクセス対策として、顧客の口座に当たる「ウォレット」をインターネットに接続していないコンピューター「コールドウォレット」で管理するケースが多いのですが、しかし、コインチェックでは、常時ネットにつながっている状態「ホットウォレット」で顧客のNEMを管理していたという事です。
和田晃一良社長は26日の記者会見で「(ネットに接続しない管理手法は)技術的に難しく、対応できる人材が不足していた」と釈明しシステム開発に着手していたが、今回の問題発生に間に合わなかったと述べたという事です。
とまあコインチェックは、こういうずさんな管理体制だった事がわかりました。
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【▲上記の記事からの続き▼】
テレビCMまでしているのですからCMにかけるお金があるなら まずは、セキュリティ面にお金をかける方が先じゃないのと思います。
出川哲朗さんが、コインチェックのCMに出演していますが、この事件で出川哲朗さんもとんだとばっちりを受けているようです。
コインチェックのチャットでは「出川哲朗を絶対ゆるさん!」とか出川哲朗さんを非難する書き込みまでされていました。
別に出川哲朗さんが、悪いわけではないでしょうにと思いますが(^^;)
この書き込みをした人達は、出川哲朗さんのCMを見て コインチェックで仮想通貨を買ったんでしょうかね?
以前マウントゴックス事件でも同じ事が起きてビットコインが悪者になっていましたが、けして仮想通貨が、悪いわけではなく 一番悪いのは、NEMを 不正引き出しをした人なんですよね。
そしてやるべきセキュリティ対策を怠っていた仮想通貨取引所のコインチェックにも非は有ります。
さてこれからコインチェックは、どうなるのでしょうか?
不正引き出しされたNEMの保証はどうなるのか?
私としては、ただ見守る事しかできません。
●下記のような補償方針になったよです。