パソコンのHDDをSSDに交換した際に、取り外したHDDを SSDに交換したパソコンにUSBでつないで今まで使っていたHDDの中のユーザーフォルダの中の自分のフォルダからファイルを取り出そうとしたのですが、思ってもいなかった困難にぶち当たりました。

なぜいままで使っていたHDDをSSDに交換したパソコンにつないでHDDの中の自分のフォルダの中身を見ることができないのかと言うと、そのパソコンではアクセスする権限が無いということのようです。
でも同じパソコンを使っているのにアクセス権ががないというのもなんか納得がいきません。
ということでこういう場合にアクセス権限を設定する方法をググってみました。
するとその方法が見つかりました。
が、最初は上手くいかず何回かやっているうちに上手く開けることができました。
それでは、その方法をご紹介します。
私の使っているノートパソコンは、Windows10なのでその画面での説明となります。
まずは、取り外したHDDをHDDケース2.5型 USBなどを使ってパソコンにつなぎます。

まず取り外したHDDでアクセスしたいユーザーフォルダの中の自分のフォルダの上で右クリックをします。メニューが表示されたら一番下の[プロパティ]をクリックします。

すると以下のような[(フォルダ名)のプロパティ]という画面が表示されます。画面の上に並んでいる[タブ]から[セキュリティ]をクリックします。右下にある[詳細設定]をクリックします。

以下のような画面になりますので、右下にある[詳細設定]をクリックします。

次の画面が表示され、[(フォルダ名)のセキュリティの詳細設定]の画面が表示されます。ここでは所有者の右側にある[変更(C)]という文字をクリックします。

[ユーザーまたはグループの選択]という新しい画面が表示されました。ここでは左下の[詳細設定]をクリックします。

画面が下に広がり、右側に[検索(N)]というボタンが表示されますのでこれをクリックします。
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[検索]をクリックすると、下の枠内にユーザー名などのリストが表示されます。

スクロールして自分の名前が表示されていればそれを選び[OK]ボタンをクリックします。

もし自分の名前が無いようならAdministratorを選び[OK]ボタンをクリックします。Administrator以外は選択しないほうが良いようです。
さきほどの[ユーザーまたはグループの選択]画面に戻りました。[選択するオブジェクト名を入力してください]の下のボックスに選択した名前が表示されているかと思います。[OK]ボタンをクリックします。

さらに戻り[(フォルダ名)のセキュリティの詳細設定]になりました。最初は[所有者]の項目が[現在の所有者を表示できません。]か他の表示などになっていたかと思いますが、いまは選択した自分の名前が表示されています。最後に[適用]をクリックします。

Windowsセキュリティの[OK]ボタンをクリックします。

[(フォルダ名)のセキュリティの詳細設定]の[OK]ボタンをクリックします。

[(フォルダ名)のプロパティ]の[OK]ボタンをクリックします。

右上の[×]をクリックして一度エクスプローラを閉じます。※閉じずにフォルダを開こうとすると開くことができません。

再度取り外したHDDの中のユーザーフォルダへアクセスしてその中の自分のフォルダをクリックします。

すると無事開くことができました。

これで今まで使っていたパソコンのOS入りのHDDの中にあるユーザーフォルダの中の自分のフォルダの中身を見ることやバックアップを取ることができるようになりました!