タッチダウン成功
やりました!
はやぶさ2見事リュウグウへのタッチダウン成功しました!
日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウに初めてタッチダウン(着陸)したことを示すデータが、平成31年2月22日午前8時前に地球に送られてきて公式Twitterでは午前8時56分、「タッチダウンが成功としているものと判断しました」とツイートがされました。
リュウグウってどこにあるの?
さて、はやぶさ2がタッチダウンしたリュウグウってどこにあるんでしょうか?
はやぶさ2は、 JAXAが運用する 小惑星探査機で2014年12月に、種子島宇宙センターから打ち上げられ約3億4000万キロ離れた小惑星リュウグウに2018年6月に到着してリュウグウの上空20キロで観測を続けていました。
リュウグウは、火星と木星の間に小惑星帯があって 太陽から近い距離のところにS型小惑星があり、中程に C型小惑星が分布しており木星の起動に近いところにP型やD型小惑星があります。その中の C型小惑星 にリュウグウが存在します。
ちなみにイトカワは、 S型小惑星 になります。
C型小惑星 は、S型小惑星よりも始原的(太陽系初期の情報を多く保っている) といわれています。
リュウグウの軌道は、 イトカワの軌道と似ていて、下記図のように地球と火星の間を公転するような軌道になっています。
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【▲上記の記事からの続き▼】
はやぶさ2の目的は?
本当であれば2018年10月下旬にタッチダウン(着陸)する予定でしたが、リュウグウの表面には、岩が多く安全に着陸するためには、着陸地点を慎重に検討する必要がでたためです 。
着陸に際しては、 金属弾を発射して地表を砕き、跳ね返ってきた砂や岩などのサンプルを採取しリュウグウの地表にいる時間は数秒ほどですぐに上昇します。
持ち返るサンプルは、1cmよりも小さいサンプルになるようです。
果たして今回は、肉眼で確認できるサイズのサンプルを持ち返る事はできるのでしょうか?
リュウグウを探査する目的は、小惑星で有機物や水を含む生命の起源となる有機物がどのように宇宙で形成されたのかを解明する手がかりが得られるといいます。
2019年末に「リュウグウ」を離れて約1年かけて地球に戻る予定のようです。
持ち帰った岩石などのサンプルから、有機物や水が確認されれば、生命の起源解明にも繋がると期待されています。