2003年5月

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5月5日(月)

独学でやっていると 自分なりに音楽理論の発見がある。
ピアノなど音楽を習っている方なら常識的な事かもしれない。

それは、長音階と短音階に付いてである。
一般的に知られているドレミファソラシドだが、これは、ハ長調である。
なぜハ長調と言うか?これは、日本の音名でいくとドレミファソラシドは、ハニホヘトイロハとなる なのでドは、日本名でハとなる。
ということでド=ハを起点とした音階をハ長調という。

このハ長調の音階には、パターンが、有ることに気が付いた。
これは、ピアノの鍵盤一つ一つを半音とかぞえるとあるパターンがある。
それは、ピアノの鍵盤の配列をみると ド、♯ド、レ、♯レ、ミ、ファ、♯ファ、ソ♯ソ、ラ、♯ラ、シ、ドとなっている。

これら1コ1コの鍵盤を半音と数える。
ドの隣には、黒鍵♯ドがある。このドと♯ドを合わせて全音と数える。
次にレの隣には、黒鍵♯レがある。次にミの隣には、黒鍵が、無くファの白鍵となる。これは、半音と数える。

この様にしてドレミファソラシドと鍵盤を数えていくと 全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音というパターンになる。
この数え方をした場合どちらの鍵盤を弾くかだが、左、左、右、左、左、左、右と覚えておくといい。
これが、ドレミファソラシドのパターンとなる。
このパターンを知っていると どこの音からでもドレミファソラシドの音階が、弾ける。レの音からでも♯レの音からでもミの音からでもだ。

ちなみに今練習している夜想曲は、変ホ長調だ。
この変は、♭を表す。
ホは、ミの音のことだ。
なので♭ミが、起点の音(主音)となる。
♭ミを起点に先ほどのパターンを当てはめると どこの音の時に黒鍵を弾くかが、分かる。変ホ長調では、黒鍵は♭になるので ミ、ラ、シの音が、♭となる。だから調号のところに ミ、ラ、シの音が、♭となり調号は、3つの♭が付く。

短調の場合もパターンがある。
短調は、ラシドレミファソラなのでラの音を起点に
数えていくと全音、半音、全音、全音、半音、全音、全音このパターンが、短調のパターンとなる。

この長調、短調のパターンを知っているとコードも分かってくる。
コードとは、ギターをやっている人ならよく分かると思うが、CとかFとかAmとか楽譜の上に書いている記号だ。
これは、和音を表している。

ちなみにCは、ドミソ Fは、ファラド、Amは、ラドミとなる。
コードでは、メジャーコードは、Cシー・メジャー(ドミソ)が、基準でマイナーコードは、 Amエー・マイナー(ラドミ)が、基準だ。

なので求めたいコードの主音を基準に先ほどの長調と短調のパターンを試しそこでメジャーコードなら(ドミソ)マイナーコードなら(ラドミ)を見ると求めたいコードの和音が、分かる。

5月13日(月)

なかな10小節から11小節が、クリアー出来ない。
その原因としては、楽譜通りの指使いで弾くように心がけている為かもしれない。
楽譜を気にせずに弾くと11小節目の ♭ミ♭ミ♭ミ ♭ミレ♭ミファ♭ミ♭ミ♭シと♭ミの続く所を同じ指で弾いてしまう。11小節目の ♭ミ♭ミ♭ミ ♭ミの部分は、楽譜の指使いは、4、3、4、 3となっているのでこの通り弾こうとするとなかなか前に進めない。
(楽譜によっては、指使いの番号が、違うかもしれない。)
でも この場合は、楽譜通り同じ音でも指を変えて弾く方が、音に柔らかさが、出て良いと思うので楽譜通りの指使いで弾けるようにしないと駄目だと思う。

1小節から9小節までは、少し弾き方に余裕が出来てきた。

5月15日(木)

独学でピアノを始めた時に一番困った事は、家にピアノが、無いということでした。

まず独学でピアノをするには、自宅にピアノ無くては話になりませんね。
自宅に無ければ身近でピアノを弾ける環境を作れるかどうかですね。

私の場合は、幸いにもピアノは、有りませんでしたが、かわりに妹のオルガンが、有りましたので88鍵の鍵盤は、有りませんでしたが練習する事は、出来ました。

やはり独学でするにしても楽譜が全然読めないのでは、独学でピアノを始めるのは、かなり無理が有ると思います。

身近にピアノの弾ける方がいて その人の指の動きを見て視覚的に覚える方法も有る様ですが、これをするには一人というわけには、いきません。

また絶対音感が、備わっていれば弾けるかもしれませんが、こういう方って 小さいときから音楽を習われて訓練を受けている方だと思いますので 既にピアノなど楽器を習われていると思います。

また曲を聴いてそのメロディーだけを弾くので有れば これは、弾けると思います(音感は、必要でしょうけど)が、左手で伴奏を入れるとなると無理が、有るのでは無いでしょうか?

私の場合楽譜が、全く読めない訳では有りませんでした。
小学生より小学校で音楽の授業が、有りましたのでドレミファソラシドくらは、分かりました。指で数えてですが。(笑)
なので鍵盤でド位置が分かれば良いということです。

しかし 恥ずかしながら 中学2年生だったかそのくらいまで♯、♭、ナチュラルの意味を知りませんでした。

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この意味を知ったのは、中学生になってからギターを始めてアルペジオを弾くようになってからでした。(汗)

なので独学でピアノを始める場合初歩的な楽譜の読み方は、知っておく必要が有ると思います。
思いつくままに書き出してみました。

1「ドレミファソラシド」 
2「ト音記号でのドの位置」
3「ヘ音記号でのドの位置」
4「♯、♭、ダブル♯、ダブル♭、ナチュラル、オクターブ記号 の意味」
5「装飾音の弾き方」
6「調号が、付いた場合の♯や♭になる音」

私も最初に3~6が、分からず困りました。

その後の夜想曲9の2の進行は、ようやく10小節から11小節が、弾けるようになった。まだ弾けると言うよりは、たどたどしく弾けると言う感じだ。

5月22日(木)

やっぱり1曲に集中出来ない。
今、モーツアルトの【トルコ行進曲】も練習している。

昔オルガンの時は、途中までだが、スムーズに弾けていたのに ピアノでは、「えっ!なんで?」って感じだ。
オクターブで弾くところなんか 直ぐに手が、疲れて弾けなくなる。

【エリーゼの為に】も 良い音を出そうと意識して弾いている。
すると 途中で次に弾く鍵盤が、何処なのか分からなくなってしまうという現象におそわれる。

意識せずに弾くと ちゃんと弾けるのに。
1回つまるとなんか後尾を引いてしまいます。
そこから先が、弾けなくなってしまいます。

そこでメインの【夜想曲9の2】を 第1小節から11小節まで通して弾いてみます。
ここまで 来るのに約4ヶ月かかってしまいました。
楽譜を見るとまだ3分の1に満たない状況です。
やっぱり7月末までには、間に合いそうも無いですね。
やっぱり浮気をしながら弾いているせいも有るのでしょうがないですね。

7月末には、何処まで進んでいるかな?

5月27日(火)

学生時代ギターをやっていた頃は、友達でとてもギターの上手い友達がいて その友達をライバルに練習していました。
また練習時間もかなり時間が、経つのを忘れるぐらい集中してやっていましたので その友達に近づくぐらい上達出来ました。

でも 今ピアノを独学でやっていて 昔ギターを練習していた頃の様な集中力が出てきません。
ピアノを練習していても 長くて30分ぐらいです。
短いときで 5分ほど弾いて辞めてしう時も有ります。

いったいこの差は、何なんでしょうか?
年のせい?

今自分で思っていることは、ライバルがいない事が、大きな原因なのでは、と思っています。

今私の まわりでは、ピアノを弾けるのは、私の子供 小学生5年と2年の2人だけです。

もし私と同じ年代の方で独学でされている方が、おられたら競争意識が、出るのではないだろうかと そんな事を思っています。

学生時代ギターをやっている時の様な集中力が、今も有れば 今よりももっとピアノの上達も早いと思います。

夜想曲9の2の進み具合は、1小節から11小節目まで通して弾くとやっぱり途中詰まったりする箇所が、有りつつ11小節目までたどり着ける状態です。
あと12小節と13小節目まで弾ける様になると切りが良いのですが。

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独学ピアノ・失敗からの挑戦