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2003年
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プロローグ
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私が、中学生時代にまわりの友達でギターをやっている友達が、何人かいまして私も それに影響され当時YAMAHAの2万円のフォークギターを購入して練習していました。

そのころからピアノにも興味をもち自分でも弾けたら良いなとは、思っていましたがピアノは、女の子のするモノだと思っていましたので また両手で弾くなんて絶対無理だと思いこんでいました。

そんなある時フォーク歌手で普段ギターを弾いている男(ヤツ)が、ピアノを弾きながら歌っているのを見て、ギター弾いているヤツにでも弾けるのかと それから自分でも弾いてみようという気持ちになり 高校生の時より独学でピアノに挑戦。(私は、興味を持つとのめり込むタイプなので。)
といっても 私の家にはピアノがなく 妹の為に買ってあったオルガンが、ちょうど有りましたので そのオルガンで練習を始めました。

練習といってもどう練習すれば良いのか分からず
NHKの教育放送でピアニストの中村紘子さんが、講師でされていた番組を見てみることにしました。
わざわざ書店で そのテキストまで買ってくる程の熱の入れ様だったんですが、ただ番組を見るだけに止まってしまいました。(笑)

※訂正
※訂正が、有ります。大夫昔の事で記憶違いが、有りました。「中村紘子さんの番組を見てテキストを買いに行きました」と書いていましたが、このテキストは、NHKテキスト(昭和54年10月1日発行)「ピアノのおけいこ」講師は、井上直幸先生井内澄子先生が、されていました。1979年10月から1980年3月まで放送されていた様です。
私が、17歳の頃ですね。
ということで 中村紘子さん講師の番組では、無かったようです。

これでは駄目だと思い基本よりとにかく何か曲を弾いてみようと思い挑戦した曲は、なんとクラッシックで 誰もが一度は耳にしたことがあるベートーベンの有名な曲【エリーゼの為に】でした。昔から良い曲だな自分でも弾いてみたいなと思っていましたので。

また友達が、この曲の出だしの1小節だけ右手で弾いていてそれを見て まねして弾いていたという事も有りましたので。

挑戦といっても 何せ 読譜力が無いので譜面を見ながらは、弾けませんので いちいち五線譜を指でド、レ、ミ、ファと数えて1小節ずつ繰り返し弾いて暗譜していきました。
暗譜といっても音符を丸暗記するということでは無く指が、覚えてしまうまで何回も繰り返し弾き込んで身体に覚え込ます方法です。

また音楽の授業は、音楽を聴くのは好きでしたが、音楽の理論的な話しになると先生の話を聞いてなかったので楽譜の記号の意味もよくわからず、「ヘ音記号」の五線譜も「ト音記号」と同じ読み方をしていて実際に弾いてみると何かへんだなと首を傾げ考え込んだりもしてました。(笑)

そこで音楽の教科書引っ張り出してきて調べ「ヘ音記号」の場合「ド」の位置が下から2段目の線と線の間になる事もわかりようやく音が合うようになりエリーゼの為にの冒頭部分が両手で弾ける様になりました。エリーゼの為にの有名なメロディーが、両手で弾けた時の喜びときたら たった数小節だけなのに 自分が偉くなった様なそんな気分でした。案外簡単じゃん。でも良く考えると両手で弾いているんだけど演奏は、片手づつの演奏なんだよねこの部分。

このあとからホントに両手での演奏になるのです。
右のメロディーと左手の伴奏が、なかなか合わない。

それから【エリーゼの為に】の終盤に進でいくと有る問題点にぶつかりました。
なんとオルガンでは、鍵盤の数が足りず弾けない部分が、出てきたのです。

そこで今は亡き父にピアノを買ってくれと頼んだら「何を考えているんだ。学校の先生にでもなる気か。」とけちょんけちょんに言われあえなく撃沈。
(この時には、既に高校へ通いながら理容学校の通信教育で理容の勉強をやっていましたので)

その時に自分で働きだしたら絶対ピアノを買ってやると心に誓ったので有りました。(ちょっとオーバー)

それからピアノを弾きたい時は、ピアノを持っている友達の家に行っては、弾かせて貰ったりしてました。また 私が、通っていた水産高校には、音楽室となっていた 航海実習室にピアノが、置いて有りましたので放課後そこに忍び込んでは、ピアノを練習してました。

この時に感じたのは、オルガンでは弾けていたのに ピアノになると弾けない指が動かないのです。

その原因は、オルガンとピアノの鍵盤の重さの違いでした。
オルガンの鍵盤は、スカスカで軽く抑えるだけで音が鳴ってくれます。

しかしピアノの鍵盤は、オルガンに比べると重くまた 基本をやっていないので小指や薬指では、力が入らず音が、弱くなるためメロディを弾いても音が、不安定になってしまい また直ぐに指が疲れてしまいます。

またピアノによって 鍵盤の重さが、違うという経験もしました。
学校のピアノだったら指が、動く様になったのに 友達の家のピアノでは、かなり鍵盤が、重く感じて上手く指が動かない。
この時にピアノを弾くには、指を鍛えないと駄目だなと実感。

その後は、高校を卒業してから就職のため松山へ行って宇和島に帰ってくる迄は、ピアノを弾く機会が無くなり空白の期間が続きました。
宇和島に帰ってからまた練習を再開。
そして昔からの夢だったピアノを自分で稼いだお金で購する事に決めました。

アコースティックのピアノは、高くて手が出なかったのでYAMAHAのデジタルピアノを購入する事に決めました。

当時スタニラフ・ブーニンが、CMしていたクラビノーバにしようかと思っていたのですが、楽器店の女性店員さんが、こちらの方が良いですよとアドバイスして頂たYAMAHAのデジタルピアノの【PF1500】ロックコンサートにも使えそうな感じのピアノです。
このデジタルピアノもクラビノーバと同じく、鍵盤のタッチをアコースティックのピアノと同じタッチに近づけているので 微妙なタッチで音の強さを変えられる様になっていて また音は、YAMAHAの一番良いグランドピアノやアップライトピアノの音が、インプットされているとの事だったので このピアノを購入する事に決めました。

早速購入したデジタルピアノを弾いてみると弾けないのです。
いっときピアノを弾いていなかった為 鍵盤が、重く感じ思うように指が動かないという最初に経験した状況に戻っていました。

そこで指を鍛える為には、「ハノン」が良いと言うことを知り早速その楽譜を購入して練習開始。

取りあえず【エリーゼの為に】が、デジタルピアノで弾ける様に練習を始めました。
オルガンでは、鍵盤の足らない部分を除いては、弾ける様になっていましたので あとは、鍵盤の重さに指が、なれてくれば良いだけでした。

そして途中でミスタッチありちょっと詰まったりする箇所はありますが、どうにか最後まで弾ける程度となりました。
あとは、感情を込めて詰まらずに弾けるようになる様に練習を続けていれば良かったんですが、ピアノの熱もだんだん冷めてきてピアノを弾かなくなてしまいました。


最近インターネットで やはり私と同じ様に独学でなんと【ショパンの英雄ポロネーズ】を弾ける様になった方のホームページを拝見して独学でもあんな難しい曲が、弾けるようになるのかと また最近ピアノを弾きたいという虫が、私の中で騒ぎはじめました。

そう言うわけでまた私の中でピアノが、マイブームとなった様です。
さてどの曲に挑戦しようかな?

昔買いそろえてた楽譜を引っ張り出してきて選曲。
ショパンの【幻想即興曲】なんか弾けたらカッコイんだけど あの曲は、早くて指がついていきそうもないし左手と右手を合わすのが難しそう。
ショパンの【別れの曲】楽譜を見ると難しそう。
ショパンの【夜想曲op.9-2】これならテンポが、ゆっくりしているし曲を聞くと何か簡単そう。左手は、ぴょんぴょん跳びはねているが、パターンさえ覚えればゆったりした曲なのでどうにかなるかな。 
ということで【夜想曲op.9-2】に挑戦する事にしました。


という事でこの様子をこのホームページにアップしていくことにしました。
果たして【夜想曲op.9-2】弾ける様になるんでしょうか?


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