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それでは、急角度な階段を登って二階へ参りました。
二階の構造も一階と同じで中央に一部屋があり周りの四辺を廊下で囲っている構造となっていて三階へ登る急角度な階段があります。
一階の時に話した階段の角度ですが、もしこの階段が、急角度では無く緩やかな角度だったら【1】の写真の階段下にある入口が使えなくなりますし部屋のデザイン的にもちょっとカッコ悪くなる様な気がします。
二階の部屋には、休憩できるようにでしょうか腰かけが置かれています。
そして廊下の壁には、日本のお城の写真が展示されています。
二階の廊下の幅は、一階と比べると幅が狭くなっていますね。
現在に伝わる天守は、廊下の内側に障子戸が残る形式で現存唯一とされ、また畳敷きの名残である「高い敷居」があり、これらは簡略化されがちとされる江戸時代中期の天守に安土桃山時代から江戸時代初期にかけての古い意匠が用いられたとされているようです。
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壁には狭間や石落としなど戦いの備えが一切なく、窓には縦格子があるものの、五角形にして外を眺めやすくしています。
使い勝手や装飾が重視されていることから無防備な太平の世の建築であるといわれていますが、実際はすべての窓の下の腰壁には鉄砲掛けがあり、腰程の高さにあけられた窓から直接射撃を行う設計であったと考えられているようです。
それでは、三階へ
今日の「宇和島の散歩道」は、「宇和島城・天守閣二階へ」のお話でした。
[宇和島城地図 Simple Map]
愛媛県宇和島市宇和島城
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