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今日は、昭和32年宇和島商工名鑑に記載されている映画館をご紹介します。
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画像:宇和島商工会議所「1957年の宇和島商工名鑑」より のうみんさん提供 |
今日は、昭和32年頃に宇和島にあった映画館のご紹介です。
この中で私が、実際に行ったことのある映画館は、東映劇場だけですね。
興行業の名簿を見て凄いなと思ったのが、日劇、和霊座、つばめ座、東映劇場、中央劇場、キリン館の6館を 坪内さんという女性の方が代表となっていました。
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この坪内スミコさんという方は、あの「再建王」として知られる坪内寿夫さんの奥さんです。
坪内寿夫氏(1914年9月4日 – 1999年12月28日)は愛媛県伊予郡松前町生まれの日本の実業家で倒産寸前の企業を数多く再建させた手腕から、一時はマスコミによって「再建王」また船舶・造船・ドック会社を多数抱えたことから「船舶王」とも称され、四国を中心としたグループ形態から「四国の大将」とも称されていました。
坪内寿夫氏は、1945年(昭和20年) シベリアに抑留されていて1948年(昭和23年) 帰国し、愛媛に戻るとこれからは、娯楽が儲かると着目して松山市で映画館経営を手がけ利益を上げたそうです。
因みに日本の映画館での違う系列の映画の二本立て上映を初めて行ったのは、坪内氏のこの劇場であったそうです。
今日の「宇和島の散歩道」は、「昭和32年頃の宇和島の映画館」のお話でした。
[宇和島市シネマサンシャイン跡地図 Simple Map]
愛媛県宇和島市サンシャインハイツ
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