今日の宇和島の方言は「いねいね」です。
「いねいね」って使いますか?
私より年配の方が、使っているのを聞いた事がありますが、私は使った事はないですね(^^;)
「いねいね」の意味は、勝負事で「五分五分」を意味します。または、相殺状態で お互い打ち消し合う状態の事です。
使用例としては、「せっかくの儲けも今日の支払いで いねいねかぁ!」
意味は、「せっかく儲けたのに 今日の支払で儲けが0になりました。」
あと「割り勘」するときなども「じゃぁ いねいねで」と いう使い方もします。
この「いねいね」は、「帰れ」という意味でも使われる事もありますね。
「帰れ」は、方言で「いね」といいますので 「いねいね」は、「帰れ帰れ」という事になります。
「帰れ」という意味で使う場合の 「いねいね」は、仲違いなどをした時に使われ相手に怒りや非難の 表現として蔑視した言い方になります。
なので帰れと言う意味で使う場合の「いねいね」は、相手に不快感を与えます。
この2つの意味を持つ「いねいね」は、「五分五分」を意味を現すときのアクセントは、有りませんが、「帰れ」を現すときの「いねいね」は、「ね」にアクセントが付きます。
今日の「宇和島の散歩道」は、「宇和島の方言「いねいね」」のお話でした。
Facebookのお友達の小西奉文さんからのコメントです。
いねいね、収支トントンである事ですが、金銭以外の労力等にも使います。
互助活動の場合は「いれこやりこ」とも言います。例:昨日の田植え手伝って貰い今日はうちが手伝いに行く、場合、いれこやりこ。
Facebookのお友達のHideki Wansa Kajiwaraさんからのコメントです。
これはどちらかというと西日本各地で使われている方言な気がします。 もちろん松山や高知でも使っていました。
村上 晃一
それじゃぁ宇和島の方言とは、限らないということですね。
Facebookのお友達のHideki Wansa Kajiwaraさんからのコメントです。
ちょっと調べてみたら大阪弁という記載がありました。西日本は吉本新喜劇の放送が昔から多く行われていたので、大阪弁の影響は大きいのかもしれないですね。
ちなみに「いねいね」は「去ね」で、いわゆる「帰れ」という意味でも使われますねっ 「帰れ帰れ」という使い方もわりと広い範囲で使われていますが、横浜の人には通じず「忌ね」つまり「死ね」ととられて激怒されたことがあります^^;
Facebookのお友達の藤田 佐由美さんからのコメントです。
始めてです。
てっきり
帰れと言よるのかと(笑)