今日の宇和島の方言は「くぼんたね」です!
昨日に続きましてFacebookのお友達の藤田佐由美さん(津島海岸端)から「くぼんたね」もありますよとFacebookのメッセージを頂きました。
「くぼんたね」ですが、私は全然見当もつきませんでした。
皆さんは、どうでしょうか?
ご存じの方いますか?
宇和島の方言で「くぼんたね」は、「谷の奥や 日陰になるような 場所」を言うようです。
また「谷」を「たね」というそうです。
Facebookのお友達の 久松 尚 さんのコメントによると「大谷」と書いて「おおたね」というそうです。
また昨日の記事にコメントして頂きました善助さんより「戦時中に疎開していた津島町の曲烏では、
集落の沖合にある波除けの突堤を「たね」と呼んでいました。」というコメントを頂きました。
Facebookのお友達の 正宏岡さんから「たね」の語源についてコメントを頂きました。
「谷」の 「に」が「ね」ってなまるんでしょうね。お年寄りが「にき」のことを「ねき」と言います。
あとFacebookのお友達の土居重和さんからの情報では、「くぼ」は、「凹(くぼみ)」を意味するようですね。
使用例は、「くぼんたねは 日陰やけん 雪が溶けんねー」ですね。
意味は、「谷の奥は、日陰になるから 雪が溶けませんね」です。
今日の「宇和島の散歩道」は、宇和島の方言「くぼんたね」のお話でした。
Facebookのお友達のHideki Wansa Kajiwaraさんからのコメントです。
漢字だと「窪ん谷」でしょうか。漢字にすると意味はなんとなく分かりますね。
「谷」を「たね」というのは南予でよく聞きますが標準語では無いようです。
「窪ん(だ)谷」奥まったり低くなったりして日陰になるようなところというのは意味としては分かる気がします。
Facebookのお友達の増田松喜さんからのコメントです。
「窪んだ谷」の転化だと思います。石応の語源を国王という説もあるようですが、私は小さな窪み「小窪」ではないかと思っています。久保田という姓も「窪んだところの田」ではないかと愚考しています。