宇和島の方言「いっぷり」

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宇和島の自然と文化

今日の宇和島の方言は「いっぷり」です!

「いっぷり」は、わかりますか?

「いっぷり」は、「ガンコな人、変わった人」を意味します。

使用例は、「一度言いだしたら あの人いっぷりやけん 言う事聞かせない」ですね。

意味は、「一度言い始めたら あの人ガンコな人ですから 言う事聞かないですよ」です。

 

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Facebookのお友達の濱田 眞由美 さんが、司馬遼太郎さんの『街道をゆく』の中で遼太郎さんの交流のあった方の奥さんが『この人(夫)はいっぷりやけん…』という文章があった気がしました。
という事で Facebookのお友達の秋本 せい子 さんが、街道をゆく14巻、宇和島での交流の『微妙な季節』のくだりにありましたと見つけて頂きました。

それによると 遼太郎さんの奥様と同窓の方が、自分の旦那様を指して言っていたという事です。
その旦那様とは石丸良久さん、布団店の旦那様
遼太郎さんが、『いっぷりとは?』と聞いても、言った奥様も『いっぷりはいっぷり』と言うばかり
周りの人に聞いても、その時代でも使ったことのない人が多く、士家では使わず漁師とかの言葉らしいということで
頑固、偏屈、短期などを言うという事です。

 

今日の「宇和島の散歩道」は、宇和島の方言「いっぷり」のお話でした。

Facebookのお友達のHideki Wansa Kajiwaraさんからのコメントです。
九島と出身の人しか使わない気がします。

Facebookのお友達の小西奉文さんからのコメントです。
いっぷくりん、かな。

Facebookのお友達の高橋 真慈さんからのコメントです。
高知なら、いごっそう!かな、私は、旧市内出身ですが普通に聞いてましたよ、九島の人も使うんですね。

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