「えんま様・西江寺」カテゴリーアーカイブ

西江寺・えんま様その4(庭園)

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西江寺せいごうじは、えんま様の愛称あいしょうで知られる有名なお寺ですが、それ以外に有名なのが愛媛県指定名勝めいしょうにもなっている枯山水様式かれさんすいようしきの庭園です。

【26】釣鐘

【36】せっかく来たのですから見て行かない手はありませんね。多宝塔

 

【28】ここは、自由に見る事ができるようです。西江寺の庭園8

前にもふれましたが宇和島市が平成2年に風景が美しい24箇所を指定していますが、「宇和島 24景」の一つとして ここ西江寺せいごうじの庭園も入っています。

【30】(クリックすると拡大します)西江寺の庭園6

西江寺せいごうじは、悟庵徹和尚によって龍光院りゅうこういんの山下に貞治じょうじ四年(1365年)開山された宇和島最古の寺だということです。
寛永かんえい三年(1626年)宇和島藩主伊達秀宗だて ひでむねが城下町整備のおり的堂和尚に中興ちゅうこうさせて現在地に移されたということですので したがって庭園はその頃に造られたモノだと思われます。(中興ちゅうこうとは、一度おとろえていたり途絶とだえた物を復興ふっこうさせるという意味です。)

【29】西江寺の庭園7

日本の庭園の美的構成の始まりは、遠く万葉まんようの時代にさかのぼるといわれています。それは、海の景色や遠くかすむ山並みなどを庭にうつす事でありました。

それから平安末期頃へいあんまっきごろから仏教思想ぶっきょうしそうの影響が強く表れるようになり寺院の庭園として浄土庭園じょうどていえんとよばれる形式が浄土思想じょうどしそうもとづいて発達はったつしました。

極楽浄土ごくらくじょうど有様ありさまを描いた浄土曼荼羅じょうどまんだらの構図をそのまま地上に再現しようとしたもので阿弥陀堂あみだどうを中心に左右対称的さゆうたいしょうてきに島や池の地割を行い池の岸には、海景の描写を試みています。

 

【31】西江寺の庭園5

西江寺せいごうじの庭園の構成にはそれがはっきりでていまして三尊石さんぞんせきといわれるものが 阿弥陀堂あみだどうに取って代わればそっくり当てはまる様に見えます。

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日本庭園は、室町時代むろまちじだいに入って飛躍的ひやくてきに発展をとげていますが、それは禅宗ぜんしゅうの自然観が絶大な影響を持ったことが大きな原因で景色をそのまま表す様式から次第に象徴化しょうちょうか抽象化ちゅうしょうかした自然の表現に変わって作庭さくていのポイントを石組に置いたようです。

【32】西江寺の庭園4

岩石がんせきを仏像とみ永遠に変わらない材料とし堅固けんごな石組をし石と砂利で海を現し池・山岳さんがく渓流けいりゅう・滝・・・などの象徴的な姿を枯山水かれさんすいとよびました。

【33】西江寺の庭園3

西江寺せいごうじの庭園は、まさに水をもちいないで自然の風景を象徴する、枯山水かれさんすいの様式であります。

【34】西江寺の庭園2

江戸初期の作庭といわれていますが、滝組・三尊石さんぞんせき・橋・中島などの配置に苦心くしんあとが見られ桃山様式ももやまようしきであるといわれているようです。

【35】西江寺の庭園1

せっかくここまで来ましたので 清家新一氏の重力研究所へ寄ってみます。

赤橋 遠くから

今日の「宇和島の散歩道」は、「西江寺・えんま様その4(庭園)」のお話でした。

◀西江寺・えんま様その3

[宇和島市西江寺地図 Simple Map]

愛媛県宇和島市西江寺

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