今日の宇和島の方言は「へんど」です!
「へんど」という方言は、よく父親から聞きました。
宇和島の方言で「へんど」は、「巡礼、乞食」を意味します。
最初「へんど」とは、「遍路」の事かと思っていましたが区別されいる様ですね。
巡札で巡る札所や霊場は全国各地にあるようすが、遍路は【四国のお札所(四国八十八カ所)を巡礼すること】のみを指します。
子供の頃、卑しい事をすると父親かこういう事を言われました。
使用例は、「へんどの子の様な事をするな!」ですね。
意味は、「乞食の子の様な事を しないで下さい!」です。
Facebookのお友達の高山 久徳 さんよりこういうコメントを頂きました。
かつて四国の辺地辺土で修行した行者たちの間に弘法大師の聖蹟を巡るという意識が高まるにつれやがて辺地を巡る道すなわち辺路=遍路ということばが生み出され定着してきたと思われます
今日の「宇和島の散歩道」は、宇和島の方言「へんど」のお話でした。
Facebookのお友達のKazuo Nishikawaさんからのコメントです。
子供の頃
よく、言ってた。
Facebookのお友達のHideki Wansa Kajiwaraさんからのコメントです。
「辺土(へんど)」にはいくつかの意味があって、1つは都会から離れた田舎のことで、まぁ四国ですがw
もう1つは路上生活者、乞食、ものもらいで、「乞食」は「托鉢(たくはつ)」を意味する仏教用語「乞食(こつじき)」からきていて、子供の頃には食べ物をもらいながら路上で寝泊まりするお遍路さんを見かけたことがあります。
ということで、方言ではないです。 いまでは「四国辺土」という言葉もよく使われていますね。
実は歩き辺土さんは、むかしでは語源のように貧しい人が多かったそうですが、いまは時間や宿代など余裕のあるお金持ちが多いそうです。
Facebookのお友達の佐々木 正弘さんからのコメントです。
子供の頃は遍路ーへんどー乞食みたいに言われましたね。
今は、遍路は経済的、肉体的にに余裕のある人のレジャーのような気がする
Facebookのお友達の小西奉文さんからのコメントです。
卑しい(賤しい)事をするな!を、へんどの子みたいな事をするな!と言われてましたね。